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西洋菓子店プティ・フール
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西洋菓子店プティ・フール

千早茜(著者)

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西洋菓子店プティ・フール

1,485

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2016/02/01
JAN 9784163904016

西洋菓子店プティ・フール

¥1,485

商品レビュー

3.6

141件のお客様レビュー

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2024/10/16

登場人物のひとり語りが交代で進んで行く 視点が変わると見え方も変わる 自問自答しながら、そこにスイーツが絡んで美味しそう じいちゃんや紅茶専門店マスターは流石の年の功で言葉も態度も含蓄あり 読了後、スーパーにシュークリーム買いに行って食べた。じいちゃんを思い出しながら

Posted by ブクログ

2024/09/28

これを読んで甘くてほろ苦いケーキが食べたくなりました。ゆっくり味わっていいんだよ、と寄り添ってくれるようなお話ばかりで心が落ち着きました。 どの登場人物もいいキャラクターをしています 特に気に入った文章を引用します。 ①「嗜好品ってのは、はけ口の対象になりやすい。けれどね、どん...

これを読んで甘くてほろ苦いケーキが食べたくなりました。ゆっくり味わっていいんだよ、と寄り添ってくれるようなお話ばかりで心が落ち着きました。 どの登場人物もいいキャラクターをしています 特に気に入った文章を引用します。 ①「嗜好品ってのは、はけ口の対象になりやすい。けれどね、どんな食べ物も口にする人の幸せを願って作られているんです。だから、楽しく味わってやって欲しい」 (p124) ②「ひとつじゃ駄目だ。ふたつ以上の脂肪球がぶつかって、膜が剥がれて、溶けて、繋がって、そうしてやっと液体はかたちになる。」 (p254) 世界は小さく、人間関係も複雑。 迷った時人は甘えたくなり、何かを必要とする。 おじいさんが気になります。人生の師のような言葉は培った経験が紡ぐ羅列なのでしょう。 おじいさんの人生も気になりますね。

Posted by ブクログ

2024/09/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

【あらすじ】 フランスて菓子作りの修業をしたパティシエールの亜樹は、菓子職人の祖父のもと、下町の西洋菓子店「プティ・フール」で働く。女ともだち、恋人、仕事仲間、そして店の常連客たち……。店を訪れる人々が抱える様々な事情と、それぞれの変化を描く連作短編集。 『やっぱりこの人が好きだ、と思った。軋むように、呻くように、胸がそう告げる。笑顔ひとつでこんなに甘い気持ちにしてくれる人はいない。』 『まあ、結婚も離婚もたいしたことじゃないよ。しても、しなくても、一度くらいは後悔するし、一度くらいはよかったと思う。それだけのことだ。』 『違う人間だから、同じ事柄にも違う反応ができるよってこと。他人って冷たい感じに聞こえるとおもうけど、だからこそ一緒に対処できることもあると思うんだ。』 【個人的な感想】 知らないお菓子がたくさん出てきて読んでいて楽しかった。 痛いところを突いてくる話が多く、やっぱり千早茜さんの作品や言葉が好きだなと思った。

Posted by ブクログ

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