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七つの会議 集英社文庫
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七つの会議 集英社文庫

池井戸潤(著者)

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七つの会議 集英社文庫

1,034

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2016/02/01
JAN 9784087454123

七つの会議

¥1,034

商品レビュー

4.1

419件のお客様レビュー

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2024/08/09

中堅メーカー、下請け町工場、銀行と池井戸潤の王道。 しかし場面が程よいタイミングで切り替わり先が気になり読み進められる。 結末は何度も予想を上回り、楽しく読み終えることができた。

Posted by ブクログ

2024/07/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

«道理を貫く勇気と難しさを描く» ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 1話目から不穏な空気はありましたが、まさかそうなるとは! 人によっては印象が二転三転し、最後の最後に首謀者が浮き出てきた時には唖然としてしまいました。 ネタバレ有りにしているとはいえ迂闊なことは書けないなという気持ちなのですが、(全部分かると鳥肌立ちますので、未読の方は是非ご自分の目で真実をお確かめ下さい!)特に印象に残ったことを2つ書きたいと思います。 ※以下ガッツリネタバレを含みますので、未読の方はご注意ください※ 1つ目は、原島課長についてです。特に野心もなく、悪どい事を企む心もない。真面目で成績は言ってしまえば普通という、会社の中で大多数を占めていそうな特徴・考え方を持つ方で、読まれている方がエリート意識が高い方や野心家の方でなければ、一番読者の立場に近い人物じゃないかなと個人的には思います。 原島さんは最初は正義心と責任感から行動していたはずなのに、結果的に自ら組織の重大な事実の隠蔽に加担する道を選んでしまいます。 自分の意志で仕事をしたい気持ち、会社からの指示に抵抗を覚える気持ちと、「会社では指示に従うのが仕事」という暗黙の了解の中で葛藤する気持ちはよく分かるので、後半は読んでいてとても複雑な気持ちになりました。 2つ目は、3話の浜本さんの話です。 謎が隠された話や手に汗握る話が盛り込まれた中でこちらだけ話の雰囲気が全く違うのですが、全て読み終わった後であらためて浜本さんがした事と3話が果たした役割を考えると色々な意味で鳥肌が立ちました。 ちょっと抜けたところがある社員の話、そしてたかがドーナツと侮ることなかれ。こちらを読んでから話の全体像を考えると、「仕事への姿勢」「仕事をする上で必要な想像力」に対するメッセージがよりはっきりと見えてくる気がします。 それはそれとして、とっても美味しそうなドーナツの描写にドーナツが食べたくなったのも事実。魔法のように文章の雰囲気を使い分ける池井戸先生の凄さに感嘆すると共に、いつか先生の純粋な日常短編も読んでみたいなと感じました。(私が知らないだけで既に出されていたり……?) 映画版も気になりますし、むらかみたかし先生の解説で触れられていた他の作品もますます読んでみたくなりました。

Posted by ブクログ

2024/06/29

全体的にはかなり面白かった。 ただ、この物語に必要とは思えないエピソードがあったので、それが醍醐味なのかもしれませんが、主観で☆一つマイナスとしました。 読み終わってすぐに映画も観ましたが、映画も面白かった。

Posted by ブクログ

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