商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 幻冬舎 |
発売年月日 | 2016/02/01 |
JAN | 9784344028876 |
- 書籍
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尖閣ゲーム
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尖閣ゲーム
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商品レビュー
3.8
14件のお客様レビュー
沖縄の置かれた状況と、米中と日本の関係、どこまでがフィクションなのか、どこまでが現実なのか、わからないけれど、色々腑に落ちる物語でした。強国の中で独立を夢見る琉球、後一息のところで闇に沈む様が圧巻でした。
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青木作品全般に言えるが、テンコ盛りの内容の割に短い。スピーディーな展開を狙ってるのかもしれないが、背景や人物の描写が物足りなくなる。本作も1.5倍ぐらいの文量で書いてほしい濃密なストーリなので勿体ない。現代政治ショーと琉球の地政史を主軸にしたミステリーを面白く書くならやはり短いと...
青木作品全般に言えるが、テンコ盛りの内容の割に短い。スピーディーな展開を狙ってるのかもしれないが、背景や人物の描写が物足りなくなる。本作も1.5倍ぐらいの文量で書いてほしい濃密なストーリなので勿体ない。現代政治ショーと琉球の地政史を主軸にしたミステリーを面白く書くならやはり短いと思うな。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
私にとって2作目で、ずっと気になっていた青木さんの初の著書。 姉の突然の死を知った沖縄新聞社の記者である主人公が真相を求めて5年かけて調査し、たどり着いたのは尖閣諸島の領有権の根拠が記された中国の古文書・冊封記録『羅漢』の存在。 沖縄では米兵による女子高生の強姦殺人と警察の情報操作で、沖縄県民が怒りを募らせている中、オスプレイの墜落・米軍将校の狙撃が起こり、日米関係が悪化。 一連の事件の黒幕は誰なのか、その本当の狙いは何か、『羅漢』はどこにあり、何が書かれているのか、姉の死の真相は掴めるのか。 尖閣諸島の領有の歴史的真相、沖縄の独立などテーマとしてとても深い。 尖閣諸島の領有権、沖縄県の米軍基地という政治的問題、中国の冊封使という制度と、情報量が多く、調べながら読んだ。 構成というか、ストーリーの流れで読みづらい箇所があったが、中盤以降、急展開するあたりからは気にならず、いろいろ謎が明らかになっていくスリルがあり、一気に読んだ。 やりきれないエンディングは現実を突きつけられ、爽快感はないが、読みきった達成感でカバー。 タイトルがミスマッチかな。ゲームという表現はあまり好きじゃない。
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