ぼくの道具

石川直樹(著者)

• 販売会社／発売会社: 平凡社
• 発売年月日: 2016/01/01
• JAN: 9784582836974

商品レビュー

2024/10/07

石川さんの道具についてのお話し。
憧れの道具の話や山での生活話しも面白かった。究極必要は道具はバックパックとカメラさえあればいいというお話しに納得。
高層恐怖なので高岩山は厳しいけど、下界で石川さんの写真集をみながら寛ぎたい。

2023/03/08

単なる使いやすい道具記録ではなくて、極地に行くための生きる術としての道具について書かれている。本文にもあるように、道具は知恵だ。普段生活していると、道具がありふれていて、あるのが当たり前に思える。でも極地では違う。自分の生死を分ける体の一部でもあり、頭の一部でもあることを、石川さんの体験を読んで思い知らされた。自分が極地にたつわけではないが、仕事や生活面で、道具を知恵として選んでみる癖をつけたいと思った。

この本では道具にフォーカスされているものの、やはり石川さんの徹底的な自己管理や勘案、省察力。その力あってこそ初めて登攀できるのだと随所で読み取ることができる。

メモ:CRAZY CREEKオリジナルチェア、ノースフェイスINFERNO

2022/06/14

よく考えてみたら、この本読むのは２回めかも。
今回は、購入しようとおもったいた座椅子のメーカーを確かめるためにページをめくる。ソロキャンプが流行っているらしいけど、私はどちらかというとアウトドア用品は緊急事態の備えだと思っている。
冬は寒くなったら暖房をつけずに寝袋に入ってみたり、エコといいながらも道具に頼って楽しんでみたり。さて、これからの季節はどこまで自然に抗って暮らせるでしょうか。エアコンはつけると思いますが・・・