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真実の10メートル手前
1,540円
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
| 発売年月日 | 2015/12/01 |
| JAN | 9784488027568 |
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真実の10メートル手前
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商品レビュー
3.7
214件のお客様レビュー
太刀洗万智とは、いったいどんな人物なのであろうか。彼女の名刺には、肩書として「フリーの記者」と記されている。 ちょっと待ってほしい。フリーのライターなら聞いたことがあるが、フリーの記者とはあまり耳にしない。記者というのは、たいてい新聞社やテレビ局、あるいは通信社などに所属してい...
太刀洗万智とは、いったいどんな人物なのであろうか。彼女の名刺には、肩書として「フリーの記者」と記されている。 ちょっと待ってほしい。フリーのライターなら聞いたことがあるが、フリーの記者とはあまり耳にしない。記者というのは、たいてい新聞社やテレビ局、あるいは通信社などに所属しているものではないのだろうか。 そこで、記者とライターの違いを調べてみた。記者とは事実をもとに記事を作成する人であり、ライターとは文章を書くことを職業とする人のことだという。 極端に言えば、ライターは依頼があれば、その意向に沿った文章を書く。一方、記者は自らの意見を差し挟むことなく、事実にもとづいたことだけを書く。そういう違いなのだろうか。 だとすれば、太刀洗万智の名刺に「フリーの記者」と記されていることには、そんな思いが込められているとも読める。 何を考えているのか、決して心の内に他人を立ち入らせない、クールで鋭い人物――それが太刀洗万智である。 ジャーナリストはどうあるべきか。おそらく、著者の葛藤が太刀洗万智という人格に投影されているのだろう。 本書には六つの短編が収録されている。そして、どの物語にも死人が出る。その人物がなぜ死んだのかを、太刀洗万智が独特の手法で解き明かしていくのである。 その手法は、探偵小説のような推理によるものではない。事実を丹念に積み重ね、その先にある真相へと辿り着く――まさに記者としての方法なのである。
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タイトル通り、気持ちが盛り上がってきてページをめくる速度があがる辺りからの話を切り取ったような短編集です。 一話一話は、短くまとまっていますが、どれも読みやすく、面白かったです。あー、そういうことか、とスッキリ感もあります。
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どんどん太刀洗万智のことが好きになる。考え方とか素敵。素敵な記者だなあと思う。もっともっと読みたくなる。話もとってもおもしろい。米澤穂信の短編は本当にサクサク読める。
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