社会人大学人見知り学部 卒業見込 完全版 角川文庫

若林正恭(著者)

• 販売会社／発売会社: KADOKAWA
• 発売年月日: 2015/12/01
• JAN: 9784041026144

商品レビュー

2024/09/18

目的を達成することは黒ひげ危機一髪と一緒。剣を刺すことが大切。何かしても何も起こらなかった時、飛ぶ可能性は上がっている

2024/09/16

若林さんが失恋した時の話が自分と大変共感した。
失恋した時自分はこんなにつらいのになぜ世界は普通に動いているんだろう。
こう感じた人はかなり多いのではないか。

2024/09/01

お笑いコンビオードリー若林正恭のエッセイ。彼の2作目、　『ナナメの夕暮れ』には本当に感動した。その頃より若い時分に書かれたもの。

まさに大人気タレントとして、社会に進出していく中で彼の感じた様々な思いが、しっかりとオチを付けながら語られる。本当に素晴らしい文章力。

大人になるということを考えさせられる。きっと、今でも面白いエッセイは彼は書けるだろうが、この頃のような感覚で書けることは一生ないだろう。よくも悪くも。

以下、好きな箇所メモ

何かをして何も起きなかったとき、次に飛ぶ可能性（なにか起こる可能性）は上がっている。p118

お笑いが好きなのは反応への実感性と信用度　p160
→確かに。お笑いは嘘つけねー。

春日がどうしても幸せで悩めない　p209
→最強すぎるエピソード。オードリーの凄さを実感する。

本当の人見知りこそ人前にでてくる　p237
→わかる。単純に友達が少ないだけで、人間がキライなわけではないんです。

イジられてるってのは幸せ。イジられて許せている人は自己肯定感が高い。　p300
→この考え、大事なのはわかる。だけども、そう簡単に変換できんのよなー

主観の強さ、客観性の希薄さを持っている人は強い。主観の強い人のエネルギーに、客観により自分を制御しながら生きている人は惹きつけられて「スター」と呼んだりするのだろう。　p288