商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | NHK出版 |
| 発売年月日 | 2015/11/01 |
| JAN | 9784140816912 |
- 書籍
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植物は<知性>をもっている
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植物は<知性>をもっている
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商品レビュー
4.2
33件のお客様レビュー
植物は我々と同じ様に五感を持っているのに加えて、化学部室を感じる力、湿度を正確に測れる力等植物の知られざる能力を書く。 同族が有利になるように働く力「親が同じ種を育てたところ、根はあまり干渉しないようにし、上に芽が伸びていった。 親は異なるが同じ種類の植物の種を同じ様に育てたと...
植物は我々と同じ様に五感を持っているのに加えて、化学部室を感じる力、湿度を正確に測れる力等植物の知られざる能力を書く。 同族が有利になるように働く力「親が同じ種を育てたところ、根はあまり干渉しないようにし、上に芽が伸びていった。 親は異なるが同じ種類の植物の種を同じ様に育てたところ、根を競い合う様に広げていった」は興味深かったな。 その他学び ・トマトは昆虫に襲われると匂いを出し他の植物にも知らせる。 ・根は味覚を持ち、より栄養のある土を探し伸びる ・一般的に考えられているウツボカズラ等の食虫植物の他にも、粘液で虫を殺し、その死骸が土に返ることで、足りない栄養分を補おうとする植物もいる。 ・根は音を出すことで(細胞が壊れるときにカチッと言う音を出す)他の植物に自分の存在を教え、根が密集しないようにしている可能性がある。
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植物は知性を持っているか? そりゃ持ってるでしょう!と思っている私にとっては、最初から最後まで面白かった。 人間は植物にお世話になりっぱなしです。
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植物のふるまいを「脳の有無」ではなく「状況に応じた問題解決」として見ることで、知性の定義そのものが広がる点が特に面白かった。とくに、根端がネットワークとして並列的に判断しているという説明は、情報処理システムとして読んでも説得力があり、「中枢がなければ高度な判断はできない」という先...
植物のふるまいを「脳の有無」ではなく「状況に応じた問題解決」として見ることで、知性の定義そのものが広がる点が特に面白かった。とくに、根端がネットワークとして並列的に判断しているという説明は、情報処理システムとして読んでも説得力があり、「中枢がなければ高度な判断はできない」という先入観をかなり揺さぶられた。さらに印象的だったのは、感覚やコミュニケーションを人間型の器官に当てはめず、機能のレベルで捉え直しているところで、同じ現象でも見方を変えるだけで評価軸ががらっと変わることを実感した。植物同士の競争回避や、昆虫・菌類とのやり取りの記述からは、植物を単なる受け身の存在ではなく、環境に合わせて戦略を選び続ける主体として見られるようになった。読後は「知性は一枚岩ではなく、形の違う複数の知性がある」という感覚が強まり、以前よりも生物観がだいぶ柔らかくなった気がする。分類や序列の前提を疑う姿勢は少し前に読んだ文化人類学の本でも言及されていたこともあって、個人的にはかなり腑に落ちた感じ。
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