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カンディード 光文社古典新訳文庫
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カンディード 光文社古典新訳文庫

ヴォルテール(著者), 斉藤悦則(訳者)

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カンディード 光文社古典新訳文庫

1,078円

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2015/10/01
JAN 9784334753191

カンディード

¥1,078

商品レビュー

4.1

18件のお客様レビュー

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みんなの感想まとめ
  • カンディード
  • 哲学的ユーモア
  • 残虐な出来事
  • 善の幻想
  • 18世紀風刺
  • 自分の畑を耕す
  • 無邪気な信念
  • 多様な視点
  • 教訓的物語
  • テンポの良いストーリー

人間の「正しさ」や「最善」とは幻想であり、時にそれが悲劇を生むことを本書は鋭く描いています。ヴォルテールの作品は、主人公カンディードが直面する数々の残虐な出来事を通じて、無邪気に「すべては善である」と信じる姿を滑稽に描写し、批判の視点を提供します。哲学的なテーマを持ちながらも、ユーモア溢れるギャグ小説としての側面もあり、18世紀の作品とは思えないテンポの良さが魅力です。登場人物たちの個性豊かなやり取りや、最後のメッセージである「自分の畑を耕す」ことの重要性は、現代の私たちにも通じる深い教訓を含んでいます。多様な視点からの考察が可能なこの作品は、読む者に新たな気づきを与えてくれるでしょう。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2026/07/11

哲学コントと呼ばれる分野の本。 訳文がうまいからだと思うが、テンポがよく、18世紀に書かれた本とは思えない。混沌として何が善だか悪だかわからない今の時代を描いているようだ。 人間の悪や自然の災害で悲惨な目に遭っても、それでも「すべては善である」という考えへの批判。 その言葉を信...

哲学コントと呼ばれる分野の本。 訳文がうまいからだと思うが、テンポがよく、18世紀に書かれた本とは思えない。混沌として何が善だか悪だかわからない今の時代を描いているようだ。 人間の悪や自然の災害で悲惨な目に遭っても、それでも「すべては善である」という考えへの批判。 その言葉を信じるカンディードがひどすぎるほどの残虐な様々な悪に遭遇しても、なおも最善説を信じる滑稽さを通じて、その批判を表している。 巻末のリスボン大震災に寄せる詩ではさらにストレートに批判が伝わる。 災害が多い中で醸成されていった日本の宗教的な考え方。 宗教的な考え方が先にあって大災害で哲学的な論争が生まれる西洋。 立ち位置の違い、哲学が生まれる背景の違いも感じられる。 最後にカンディードがたどりついた言葉が、今の自分への答えのようにも感じられた

Posted by ブクログ

2026/04/30

話としてもなかなか面白く、当時の世相、とくにリスボンの大震災の影響について学べる作品。善悪についても考えさせられる。

Posted by ブクログ

2026/02/21

バーンスタインのミュージカル、キャンディードの曲をどこかで聞いて、元ネタがヴォルテールと知り、いずれ読んでみようと思ったのは数年前だろうか。 ようやく手に取ってみたが、思った以上にハチャメチャなギャグ小説なので驚いてしまった。 現代の感覚ではそうとしか思えないのだけど、そもそもこ...

バーンスタインのミュージカル、キャンディードの曲をどこかで聞いて、元ネタがヴォルテールと知り、いずれ読んでみようと思ったのは数年前だろうか。 ようやく手に取ってみたが、思った以上にハチャメチャなギャグ小説なので驚いてしまった。 現代の感覚ではそうとしか思えないのだけど、そもそもこれはおそらく小説というジャンルではないし、小説というものの立ち位置もこの時代と今ではかなり違うだろうと思うが…。 とにかく、ハア?の連続で、下ネタぽいのもちょくちょくあるし、中世のコロコロコミックたる、ティル・オイレンシュピーゲルからの流れを思い浮かべた次第。まああれもドイツ人キャラの話だったよな。 今回も内容は、表紙から推して知るべしだ。 運命とは。最善とは。宗教とは。 パングロス先生の人生にもビックリしたけど、主人公のカンディードが素直な人間なので読みやすかった。 死んだと思ったキャラが生きてたパターンは昔のジャンプ漫画みたいに多かった。 黄金郷で大金を手にしてからはストーリーがスムーズになる。 しょせんは金だな、というのが私の印象であった…。 パングロス先生、恋人クネゴンデなどのサブキャラより、クネゴンデのお付きの老婆や、前半の相棒ガガンボ、後半の相棒である悲観的な学者先生、ベネチアの悲観的な政治家などのキャラクターが生き生きとしていて面白かった。 クネゴンデの兄だけはあの展開にビックリしたまま…。 注釈多め、読みやすい口語セリフ、やはり光文社古典新訳は上手いシリーズである。 コレでなければ最後まで読めなかったかも。 カンディードの終わり方はなかなか良い。 関係者みんなが一緒に助け合って暮らすけど、その実、文句たらたらなところも、しょっちゅう皆で哲学について話し合っているというところも。 そして最後のセリフ。 私も、自分の畑を耕さなくちゃ。

Posted by ブクログ

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