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カンディード 光文社古典新訳文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 光文社 |
発売年月日 | 2015/10/01 |
JAN | 9784334753191 |
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カンディード
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カンディード
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商品レビュー
4.1
15件のお客様レビュー
津村の読み直し世界文学の1冊である。啓蒙主義のボルテールであるが、思想を示したものというよりも、哲学者の冒険を描くことで、教会の権威を借りたデタラメを描いたものである。カトリック、プロテスタント、イスラムについてその聖職者のでたらめな姿を描いている。
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うーん、最初は読みやすいのかなー、と思っていたけど、物語はあっさりなのにも関わらず(思想の厚み)がでかすぎて、「だってえ〜、あたしって〜、こうだからあ~(チラッチラッ)」みたいな文章が続くのでしんどく息苦しく。その根っこの思想を理解していると面白さは違うんだろうけども、肩凝ったこ...
うーん、最初は読みやすいのかなー、と思っていたけど、物語はあっさりなのにも関わらず(思想の厚み)がでかすぎて、「だってえ〜、あたしって〜、こうだからあ~(チラッチラッ)」みたいな文章が続くのでしんどく息苦しく。その根っこの思想を理解していると面白さは違うんだろうけども、肩凝ったことない子供がジジババの肩をもんで意味があるのか!みたいな。肩こりを理解したものが揉むことによって初めて意味があるというか。
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なかなかシュールでギャグ・コメディタッチなものの、ネタは皮肉・エロ・グロ、残りはこの世の生々しい真実で占められているためクスリとも笑えない。むしろ人間の醜さをこれでもかと見せつけられることで「人間の存在意義とは」みたいなことについて考えさせられた(こんなこと考えるのいつ振りだよ…...
なかなかシュールでギャグ・コメディタッチなものの、ネタは皮肉・エロ・グロ、残りはこの世の生々しい真実で占められているためクスリとも笑えない。むしろ人間の醜さをこれでもかと見せつけられることで「人間の存在意義とは」みたいなことについて考えさせられた(こんなこと考えるのいつ振りだよ…?)。つまり哲学書なのだった。 タロットで言うところの愚者であるカンディードが騙されたり残酷な目にあいながら地獄のような世界で何をよすがに進んでいくのかと言うと、それはクネゴンデに再会すること…つまり「希望」があるから人は生きていけるということなのか…。 彼らの行く末には見事なオチがついている。
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