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べつの言葉で CREST BOOKS
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べつの言葉で CREST BOOKS

ジュンパ・ラヒリ(著者), 中嶋浩郎(訳者)

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べつの言葉で CREST BOOKS

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2015/09/01
JAN 9784105901202

べつの言葉で

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商品レビュー

4.2

53件のお客様レビュー

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2026/08/22
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辞書を使って読む p31  人生を変えることができるものは、常に自分以外のところにあると思う。 p32 無知なことが何かの役に立つことはわかっている。 言葉の採集 p35 大事なのは拾い集める行為であって、結果でないことはわかっている。 日記 p39 分別ゴミをどこに持っていけばいいのか、交通機関の定期券をどう買うのか、どこにバスがとまるのかわからない。すべてゼロから覚えなければならない。もし三人のローマ人にたずねたとしたら、三人とも違う返事をするだろう。 取り違え p55 その夜は何も食べず、夢も見ずに眠った。 壊れやすい仮小屋 p57  たぶん、創造という観点からは、安全ほど危険なものはないからだろう。  自由と制限の間にはどんな関係があるのだろうかと思う。どうして監獄が天国に似ることがあり得るのだろうと思う。 二度目の亡命 p85 書物は現実を乗り越えるための──私的で、節度があり、信頼できる──最良の手段なのだ。 p86  ある特定の場所に属していない者は、実はどこにも帰ることができない。 壁 p90  彼らがわたしの言うことがわからないのはわかろうとしないからだ。わかろうとしないのはわたしの話を聞きたくないから、わたしを受け入れたくないからだ。壁はこういう機能を果たしている。わたしの言うことがわからなければ、わたしを無視することができ、わたしを考慮に入れる必要がない。 三角形 p98  わたしはベンガル語を話すことが恥ずかしかったが、同時に恥ずかしく感じることを恥じてもいた。 訳者あとがき p135 そこで、単行本、タイプ原稿、翻訳原稿を対照しながらの本格的な見直し作業が始まった。 ジュンパ・ラヒリによるイタリア語で書かれた日記のようなエッセイ+短編2作。 タイトルがまんまではあるもののぴったりな良いタイトル。 不安定な場所におけるクリエイティブの話はデヴィッド・ボウイと同じことを言っていて好き。 でもこの作家のルーツというか相変わらずのアイデンティティの覚束なさがもうすでに専売特許として確立しつつあって、そのバランスを作家自身によって破壊しようとしている点が尊い。 イタリア語で書かれて、それが日本語に訳されると失われるニュアンスもあるのだろうと思っていたけど、訳者あとがきで鬼のような工程だなと慄きつつ、納得のできる(作家にとって)出来なのだなと腑に落ちる。大好きな作家。言葉の可能性と脆さと信頼と希求が込められたエッセイ。

Posted by ブクログ

2026/06/21

なじみのないことばで書くことへの葛藤と苦難、母語に対する複雑な感情、イタリア語が筆者にとってある種の希望であったこと、ことばとアイデンティティの関係が美しくも生々しく描き出されていてとてもよかった。人生のベスト10に入りそう。「三角形」という話が特によい

Posted by ブクログ

2026/06/20

初めに覚えたのは両親が使うベンガル語、次に覚えて主に使うようになったのが英語であるジュンパ・ラヒリが「雷の一撃」でイタリア語に特別なつながりを感じて、家族とともにローマへ移住してイタリア語で書いたエッセイ。湖、運河と橋、母と継母、2人の息子など、いろいろな例えを使って言葉への思い...

初めに覚えたのは両親が使うベンガル語、次に覚えて主に使うようになったのが英語であるジュンパ・ラヒリが「雷の一撃」でイタリア語に特別なつながりを感じて、家族とともにローマへ移住してイタリア語で書いたエッセイ。湖、運河と橋、母と継母、2人の息子など、いろいろな例えを使って言葉への思いが書かれている。単純に言葉が好きと言うだけではなく、使ってきた言語と自分との間に隔たりを感じていたラヒリだからこその感覚ではあるけれど、言葉のおもしろさやそれが持つ力が伝わってきた。

Posted by ブクログ

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