商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2015/09/01 |
JAN | 9784102101094 |
- 書籍
- 文庫
怒りの葡萄(上)
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怒りの葡萄(上)
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商品レビュー
4.2
16件のお客様レビュー
砂塵を感じる乾いた文章。 気候変動による難民が発生した際に起き得ること。 集団の境界外とした人間に対する残酷さ。 救いはなく、悪化する一途、臨界点に向けて溜まる怒り。 その中で、粗野だが善良な市民の誇りを保とうとする人々の姿が印象的。
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上下一括感想 下巻にて 改めて読むと、とてつもない強烈な物語。 お母が言う。 「やれるかって話なら、なにもやれないよ。やるかって話なら、あたしたちはやりたいことなんでもやる」 下巻へ続く。
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「ハツカネズミと人間」がとても好きなタイプの小説だったと夫に言ったら、「なら怒りの葡萄も好きだと思う」と言われ読んでみた。 大恐慌の時代、仕事を求めてカリフォルニアに向かう人々は大勢いた。大家族で、不具合だらけの車での移動はどれほど大変だったことか。ジョード一家もそのうちの一つの...
「ハツカネズミと人間」がとても好きなタイプの小説だったと夫に言ったら、「なら怒りの葡萄も好きだと思う」と言われ読んでみた。 大恐慌の時代、仕事を求めてカリフォルニアに向かう人々は大勢いた。大家族で、不具合だらけの車での移動はどれほど大変だったことか。ジョード一家もそのうちの一つの家族。仮釈放中のトムを中心に、口は悪いけれどユーモラスで憎めない爺ちゃん、婆ちゃんやたくましいお母、生意気な子供たちや他の家族たちや他のメンバーたちがカリフォルニアに向かいます。その場面が目に見えるような描写はさすがと思う。
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