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怒りの葡萄(上) 新潮文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2015/09/01 |
| JAN | 9784102101094 |
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怒りの葡萄(上)
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商品レビュー
4.1
26件のお客様レビュー
苦境に立たされながらも希望を失わず、家族の絆を深めていく姿が描かれた物語は、1930年代のアメリカ大恐慌を背景にしています。主人公たちの旅路は、古き良き時代の終焉と新たな希望の探求を象徴しており、読者はその中でノスタルジーと共に深い感動を覚えることでしょう。翻訳の特性から、初めは読み進めるのが難しいと感じるかもしれませんが、物語が進むにつれてその独特の文体が時代背景や登場人物の苦労を鮮明に伝えてくれます。映画を観た後に読むことで、さらなる理解と深みを感じることができ、主人公の運命に引き込まれることでしょう。全体を通して、飢えや生存の厳しさがリアルに描かれ、考えさせられるテーマが多く含まれています。
※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
シルバーウィークの課題図書①怒りの葡萄上巻、読了。 労働者と資本家。 文字通り地に足をつけて働く農民たちの土地を奪っていくのは、誰なんだろう。 ブルドーザーの操縦者か、その雇用主か、地主か、銀行か。 嫌な奴がいたら殴ればいい、正面からぶつかればいい。 でも労働者はいわば概念と戦わねばならない状態で、というか戦うことすらできない。 嵐や自然災害に対して、なんとか耐えるしかないのと同じように。 持たざる者はいつの時代も苦境に立たされるものだな、と読んでいてずんと重たくなった。 生まれ育った土地を早々に離れる者もいれば、家族のために昨日までのお隣さんの家をブルドーザーで壊す者もいる。残る者も、ひとりで旅に出る者も、家族で旅に出る者もいる。 主人公一家は、両親、祖父母、兄弟姉妹、妹の旦那、元伝道師という大所帯で、“乳と蜜が流れる土地”カリフォルニアを目指す。 ただひたすら前を向くしかない。 先を見据えたら気が狂ってしまうから。 逃避なのか強さなのか、どっちなんだろう。 出産経験のある母親が精神的に強い存在として描かれ、妊娠中の娘は未熟な存在として描かれているのは、母性神話のようで少しゾワッとした。 それ以外は描写も細やかでイメージしやすく、登場人物たちの心理も分かりやすい。 100%前向きなのではなく、消極的選択の結果ではあるものの、なんとか活路を見出そうとする一家の姿を見て、 私も気持ちの握力を強くせねば、と思った。 下巻へ。
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一冊の中で3回も、全然おちゃらけた文脈でなく「きんたま」というワードが出てくるのが好き。下巻では何回出てくるのか楽しみすぎる。これだからアメリカ文学は素晴らしい。ラスコリーニコフがきんたまっていうかい?性の自由に踏み込んだ『1984』はきんたまの問題に踏み込んだかい?アメリカ文学...
一冊の中で3回も、全然おちゃらけた文脈でなく「きんたま」というワードが出てくるのが好き。下巻では何回出てくるのか楽しみすぎる。これだからアメリカ文学は素晴らしい。ラスコリーニコフがきんたまっていうかい?性の自由に踏み込んだ『1984』はきんたまの問題に踏み込んだかい?アメリカ文学にはきんたまリアリズムがある。人が思索的である必要はない。きんたまを持って、または持たずに、生きていくことだけが価値なのだ。無学な人々が人生哲学を持って生きる姿を活写し、説教師が宗教的権威に頼ることをやめた後にこそ人々の中に神性を見出すという、反インテリ的かつ反宗教的なスタンスが見え隠れするのもおもしろい。 とくに好きだったのは祖父のセリフ、カリフォルニアでは上品に過ごせと言われたことへの反抗、「わしは、その気になったらきんたまをぶらぶらさせて歩き回ってやるだぞ」。そんなふうに果敢に旅に挑もうとしたこの祖父が、旅の初めにやる気をなくし、結局ススッと死んでしまう悲しさ、それでも旅を続けなければならない救いのなさ。 そして最後に気づく、ワイが読んでたのこの新潮の版じゃないや。
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前半読み進めるのにとても苦労… 訳風なのか著者の作風か、散文的に文章が連なるのでなかなかページが進まず。 だけど後半になると、ようやくそれにも慣れて、逆にその荒々しい語気や取っ付きにくい文章が主人公を含む当時の時代人の苦労を伝えるようで味わえた気がする。 にしても飢えは本当に怖...
前半読み進めるのにとても苦労… 訳風なのか著者の作風か、散文的に文章が連なるのでなかなかページが進まず。 だけど後半になると、ようやくそれにも慣れて、逆にその荒々しい語気や取っ付きにくい文章が主人公を含む当時の時代人の苦労を伝えるようで味わえた気がする。 にしても飢えは本当に怖いなぁ… 現代の日本ではありがたいことに悩む事柄ではなくなったけど、人間の生命維持の第一線ともいえる部分が脅かされて生きるのは本当に辛いだろうと思う。 何度も辞めようかと思ったけれど、主人公の行く末を見守りたいので下巻もひとまず読むことにする!
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