1,800円以上の注文で送料無料

キングを探せ 講談社文庫
  • 新品
  • 書籍
  • 文庫
  • 1225-03-05

キングを探せ 講談社文庫

法月綸太郎(著者)

追加する に追加する

キングを探せ 講談社文庫

726

獲得ポイント6P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2015/09/01
JAN 9784062931823

キングを探せ

¥726

商品レビュー

3.5

46件のお客様レビュー

レビューを投稿

2024/11/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

設定は面白いですが、内容が伴っておらず出オチ感がすごい。 バレるはずない4重交換殺人が1番初めの殺人からしょうもないミスでバレて芋蔓式で残りの事件も、、といった感じ。残りはほぼ警察視点からでどんでん返しも特になく少し残念。 せめて登場人物の相関表などがあるとよりわかりやすいのですがそれもないので、読みやすくもなかったかも。

Posted by ブクログ

2024/10/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

4人の男が交換殺人をするという話。 トランプを使ったくじ引きでお互いのターゲットを決めるシーンから始まる。 このトランプが鍵を握るわけだが、加害者がニックネームを名乗っているのと、犯人もターゲットも数が多いのとで、途中からややこしくなってきて、トランプのトリックも理解しきれず…。 一気読みする時間がなく隙間時間に少しずつ読んでいたせいもあり、ちょっと消化不良のまま終わってしまった。 (講談社単行本読了)

Posted by ブクログ

2024/10/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

繁華街のカラオケボックスに集う四人の男。めいめいに殺意を抱えた彼らの、今日は結団式だった。目的は一つ、動機から手繰られないようターゲットを取り換えること。トランプのカードが、誰が誰を殺るか定めていく。四重交換殺人を企む犯人たちと、法月警視&綸太郎コンビの、熾烈な頭脳戦をご堪能あれ! お互いの素性も分からない4人の男たちが、お互いに殺したい人を交換して殺していくって話。しかも、素性も分からないから全てあだ名というか知り合ったときの名前で呼んでいて、そこもまた素性が分からないかんじがしていい。 4人の男たちが、それぞれに殺したい相手を告げて、クジで決まった人物を決まった順番で殺していく。最初に「夢の島」と呼ばれた会社員の男の目線で話は進んでいくが、この男も可哀想っていえば可哀想だけど、自業自得っていえば自業自得なかんじがした。前妻については、本当に可哀想だった。まぁ、行い云々は置いといて、あんなかんじで前妻を亡くして、さらに前妻の仕打ちがすごかったし、次こそはって思ったら、こっちもこっちで免責かかいそうだし。でも、前妻が健在だったときから不倫していた今の妻は、まぁ、地雷だったってかんじだよね。既婚者に言い寄るような女は、大体が地雷な気がする。 なんというか4人の男たちの交換殺人に潜む何かって話かと思い、2人目の犠牲者が出たあたりで、当たり前のように法月警視親子が出てきて、やっぱりー!ってなった。いや、たぶんあらすじにはちゃんと書いてあったのかもしれないけど、すっかり忘れていた。そして、息子が安楽椅子探偵を始めた頃になると、なんとなくソワソワしだす。4人の男たちよ、無事にやり切って逃げ切って…!って。法月親子が出てくる時点で、この親子がどう犯人と絡んでいくのかとかどう突破していくのか、それがきっと面白いのかもしれないけど、私的には「逃げてー!」ってなる。別に、嫌いなわけではないが。 でも、やっぱりこの親子というか倫太郎の推理力で親父さんを動かして、結局警察というか倫太郎くんの罠にハマってしまう男たち。結構、いいところまでいったんだけどなぁとか思ってしまうのは、私だけか。だって、私は4人の男たちを神の目線で見ていたからね。どうやても4人に味方してしまうのさ。法月親子が出てきた時点で。 しかし、中盤ぐらいに出てきた怪しい保険調査員の男。絶対に、4人のうちの誰かなんだと思っていた頃が懐かしい。もう本当に怪しかったし、親父さんの邪魔をある意味するしだし、結構行動力とか調査力がすごいし、犯人の中の1人だと思うじゃん。まぁ、ミスリードされていたんだと思うんだけどさ。 キングを探せの意味。なんかすごかったなぁ。本当に、あともう少しのところまで来ていたんだなぁとか改めて思った。もう少しうまくやっていたら、とか、せめて倫太郎くんが出張って来なければ、とかちょっと思ってしまう。あと、夢の島の今の奥さんの友人は、本当に許せない。なんだ、あいつ。何がしたかったんだよ。あいつも脅迫罪とかで捕まれば良かったのに!とか思ってしまった。 2024.10.5 読了

Posted by ブクログ