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書記パートルビー/漂流船 光文社古典新訳文庫
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書記パートルビー/漂流船 光文社古典新訳文庫

ハーマン・メルヴィル(著者), 牧野有通(訳者)

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書記パートルビー/漂流船 光文社古典新訳文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2015/09/01
JAN 9784334753160

書記パートルビー/漂流船

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商品レビュー

4.4

11件のお客様レビュー

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2024/08/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「書記パートルビー」を読んだ。 原文が良いのか、訳が良いのか、現代の日本文学ばかり読んでいる私でもすらすら読めた。 バートルビーの不可解な行動は読んでいる間何度もイライラさせられたが、最後まで読むとなぜこのような行動をとっていたのか少し理解できた。 デッドレターズを処理していた前職をクビになり、自身をデッドレターズと重ね合わせるようになった、哀れなバートルビー。

Posted by ブクログ

2024/06/02

バートルビーだけ読んだ。 「そうしない方がいいと思います」 バートルビーは一般社会の人間からするととてもおかしな人に見えるけど、本当にそうなのかなあと考えたり、雇い主である語り手のバートルビーに対する態度が複雑で、でも分かる気がする感じがしたり。届かなかった手紙を処分する郵便配...

バートルビーだけ読んだ。 「そうしない方がいいと思います」 バートルビーは一般社会の人間からするととてもおかしな人に見えるけど、本当にそうなのかなあと考えたり、雇い主である語り手のバートルビーに対する態度が複雑で、でも分かる気がする感じがしたり。届かなかった手紙を処分する郵便配達人だった過去も意味深。喜劇要素が絶妙で、どんどん読めてしまう。

Posted by ブクログ

2022/08/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

kindle unlimited。 「バートルビー」有名なタイトルだけど、読んでなかった。今回読んでみて、はじまりはポーの小説のようなおかしな仕事仲間がいる会社だな、ではじまり肝心のバートルビーはカフカのような人物だった。なにもしない人。カフカだと最後に死ぬのはあれこれと手を尽くした法律事務所の所長となるのだけど、本作で死ぬのはバートルビー。 「漂流船」は、奴隷船を黒人奴隷が乗っ取るはなし。この小説が書かれたのは、南北戦争が始まる少し前。実際にあった事件をモデルにしているらしい。時代の空気としてそういった黒人の反乱への恐れみたいなものがあったのだろう。

Posted by ブクログ

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