商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2015/08/01 |
JAN | 9784041032138 |
- 書籍
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孤狼の血
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孤狼の血
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商品レビュー
4.1
167件のお客様レビュー
前々から読みたかった作品。期待通りで、一気読み。ヤクザと刑事,映像化されてるみたいなので、そっちも手に取ろう。
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すごくよく書けているし、面白かった。 でも結局のところ、悪い人間と、もっと悪い人間がいるだけだよね、とも思う。 法で裁けずに、のうのうと生きている人間は、確かにいる。 そんな人間に正義の鉄槌を下したい、というのは私も思う。 でも、そうやって正義を振りかざすことは、とても危ういこ...
すごくよく書けているし、面白かった。 でも結局のところ、悪い人間と、もっと悪い人間がいるだけだよね、とも思う。 法で裁けずに、のうのうと生きている人間は、確かにいる。 そんな人間に正義の鉄槌を下したい、というのは私も思う。 でも、そうやって正義を振りかざすことは、とても危ういことでもある。 正義は、人の数だけあるのだから。 その辺りを、自制しつつ、バランスを取って歩ける人間は、多分とても少ない。 最初は大上の不正捜査に嫌悪を持っていた日岡も、だんだん大上の正義に染まっていったように、状況が違えば、日岡は暴力団の正義にさえ染まってしまいそうな危うさを感じる。 こういう極道ものは、バイオレンスに需要があるのかと思っていたけれど、そうでもないのかもしれない。 ジョン・ウー監督の映画「男たちの挽歌」の中で、「俺の右足に乾杯」と言って負傷した足に酒をかけるシーン(ちょっと違ったかもしれないけれども)に格好良さを感じる感覚に近いのだろうか。
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暴力団と悪徳警官。正義を守るためにどこまで権力を振り翳していいのか…。組織的な巨大な悪と闘う為の力とは。 こんな暴力だらけの世界では生きてはいけないと思いつつ、説得力のある魅力的な文章にドップリと引き込まれました。 続編も楽しみ。 映画化もされているそうで、観てみたいと思います。
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