商品レビュー
4.5
38件のお客様レビュー
才能ある女性が環境により才能を開花できない。埋もれてしまう。100年たった今でもあることだと思う。少しずつ少しずつ環境は変わりつつあるが…女性が経済的に弱者になりやすいことは、個人の責任だけではなく社会構造にある。みんながもっと生きやすい社会になりますように。
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『自分だけの部屋』『自分ひとりの部屋』といくつか翻訳版が分かれているようですが、自分は『私だけの部屋』西川正身訳を。翻訳者ごとに表現がどう異なるのか気になるところ。 エッセイ風のフィクションで、自身の見解や論旨を繰り出しながら当時のイギリス女性作家達が辿った道を垣間見ることがで...
『自分だけの部屋』『自分ひとりの部屋』といくつか翻訳版が分かれているようですが、自分は『私だけの部屋』西川正身訳を。翻訳者ごとに表現がどう異なるのか気になるところ。 エッセイ風のフィクションで、自身の見解や論旨を繰り出しながら当時のイギリス女性作家達が辿った道を垣間見ることができる。 女性の劣等性を力説してきた男性たちは実像よりも二倍に大きく見せている小さな自分の姿を直視したくない、自分を優位に置きたいが余りに、物書きの女性たちは歴史の陰に追いやられ虚構の存在となっていた。 物を書くための静かな一人部屋はしばらく与えられてこなかったという現実。 「シェイクスピアの妹」もきっと物書きを志したら悲惨な運命をたどることになっただろうという想像。 現実世界の私たちが生きて書くことを続ければ、存在として彼女は生き続けるであろうという希望。 時に皮肉を織り交ぜながら(時に差別も。時代を考えたら仕方がないけど) 締めで鼓舞する彼女は、当時の女性たちに計り知れない影響を与えたことは想像に難くないです。 彼女が今の社会を見たらどう思うかしら?
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大学での講演であった。女性について書かれた本は男性ばかりが著者であると気づいたと記される。面白いのは、シェークスピアの妹が才能あるのにそれが生かされずに若死したという出来事であった。
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