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イルカ漁は残酷か 平凡社新書785
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イルカ漁は残酷か 平凡社新書785

伴野準一(著者)

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イルカ漁は残酷か 平凡社新書785

924

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 平凡社
発売年月日 2015/08/14
JAN 9784582857856

イルカ漁は残酷か

¥924

商品レビュー

4.3

7件のお客様レビュー

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2021/12/28

本書の内容からは反れるが、反捕鯨外国人活動家は再来日禁止措置やコロナ禍での渡航制限で尻すぼみに。 しかし日本人のヴィーガンや自然保護活動家によって反捕鯨、反イルカ漁、反動物園(野生動物の捕獲・飼育)が叫ばれている現状。 イデオロギーの対立構造のようになっている。現状を取材した続編...

本書の内容からは反れるが、反捕鯨外国人活動家は再来日禁止措置やコロナ禍での渡航制限で尻すぼみに。 しかし日本人のヴィーガンや自然保護活動家によって反捕鯨、反イルカ漁、反動物園(野生動物の捕獲・飼育)が叫ばれている現状。 イデオロギーの対立構造のようになっている。現状を取材した続編にも期待したい。

Posted by ブクログ

2018/10/09

イルカの追い込み漁がもともとは伊豆の富戸発祥だったこと、近年は水族館へのイルカ供給ビジネス的な側面もあったことは知らなかった。反捕鯨活動もある意味ビジネスなのか?

Posted by ブクログ

2017/02/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

シーシェパードに代表されるイルカ漁反対運動に対して、「牛や豚は殺しているのに、なぜイルカだけに目くじらを立てるのか?」。多くの日本人が疑問に思っている。筆者はイルカ漁を続ける和歌山県太地町関係者、内外のイルカ漁反対運動関係者、そしてWAZA(世界動物園水族館協会)残留のため太地町からのイルカ入手を中止したJAZA(日本動物園水族館協会)関係者に綿密な取材を行い、それぞれの主張にフェアに関わろうとしている。筆者の指摘は、イルカ漁反対運動関係者にも手厳しい。一部の反対派の目的達成のために手段を選ばない方法には、憤りも感じている。それでも今世界で人間と動物との関係を見直す動きを冷静に見極めようとしている。 多くの日本人が見落としていることがある。それは「イルカ追い込み漁におけるイルカの屠殺方法は、牛豚を屠殺する場合とは異なっているという点である。動物として牛豚がイルカと違うのではなく、イルカと牛豚とでは屠殺方法が違う」。牛を屠殺するには、牛の額をノックガンを撃つ。牛は即死である。豚の場合は炭酸ガスで失神させたあと、出血死させる。ともに痛みを感じる時間は最小限に抑えられている。太地町のイルカ追い込み漁の場合、当初は銛を投げて刺し殺していた。2008年12月からはデンマーク領フェロー諸島で行われている捕殺方法に切り替え、延髄を一刺しにすることで痛みを最小限にしているが。しかし長時間の追い込みをかけたあと、浅瀬にあげるために尾びれにロープをかける。そのためイルカは暴れ、岩などにあたり出血する。鏡を見せれば、自分だと分かるくらい認識能力の高いイルカにとっては、死の恐怖の時間があまりにも長い。 漁師たちもイルカの屠殺が残酷なことは分かっている。しかし彼らは漁をして生業を立てている。その矜持もある。筆者はそのことを確認した上で、なお捕獲方法の再考を求めている。それは今グローバルな潮流として動いている動物福祉的な価値観はますます大きくなっていくと予想されるからだ。「活け締め」が人道的な屠殺方法として見直され始めているのも、この流れの一つだ。 2016年秋に太地町は大規模なイルカ繁殖研究に乗り出すことを発表した。今後の動きも気になるところである。

Posted by ブクログ

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