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千年鬼 徳間文庫
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千年鬼 徳間文庫

西條奈加(著者)

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千年鬼 徳間文庫

693

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 徳間書店
発売年月日 2015/08/01
JAN 9784198939953

千年鬼

¥693

商品レビュー

3.9

66件のお客様レビュー

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2026/02/12

憎しみと悲しみから始まった千年の物語。 無垢な心のままに罪を犯すと、ときに鬼の芽を生じる。 時代の波に埋もれてしまう人間の怒りや悲しみは、一体これまでいくつあっただろうか。 千年という長い時のなかで人の心に生じた鬼の芽は、おそらく誰の心の中にもある。 愛する人を亡くした時、亡くし...

憎しみと悲しみから始まった千年の物語。 無垢な心のままに罪を犯すと、ときに鬼の芽を生じる。 時代の波に埋もれてしまう人間の怒りや悲しみは、一体これまでいくつあっただろうか。 千年という長い時のなかで人の心に生じた鬼の芽は、おそらく誰の心の中にもある。 愛する人を亡くした時、亡くしてしまうかもしれない時、どうしようもなく誰かを恨み、怒り、その怒りをぶつけることでしか己を保っていられない。 人の心は強くもなれば弱くもなる。 自らの制御の利かない怒りと悲しみを背負う運命となった時、諦めが心を飲み込んでしまった時、人は人鬼という化け物になる。 他の動物と違い、知恵を与えられた人間だからこその悲しみや怒りというものがある。 罪とは人の知恵が作り出したものだ。 己が罪と思えばそれは真実の罪となって自らの心を喰らってしまう。 芽吹いてしまった鬼の芽は、次の新たな諍いの種を生み、火種となって報復の連鎖は続く。長きにわたって途方もない死人を出し続ける。 人の幸不幸に思いを巡らせたとき、悲しみのなかで生まれる負債の圧倒的な大きさに愕然とした。 鬼の芽を作り出し、人に禍を成す輪廻はまさに地獄だ。 一方で救いたい、守りたい、生かしたいと思うたった一人の相手を想う、千年という途方もない時間。 その一瞬一瞬が絶望ではなく希望なのだと気づいた時、この物語の本当の温かさに触れた気がした。 民という一人の少女と子鬼の、光を見出すための千年のうねりを超えた物語。

Posted by ブクログ

2026/01/24

読みやすく、面白かったです。最後泣かせられました。 あんまり強くない鬼と、あんまり強くない人が、どれほど困難でも希望を捨てない姿、好き。

Posted by ブクログ

2026/01/11

何年にも渡って大事な子供を助ける、優しい小鬼の話。一章づつが読みやすく、心が温かくなった。 3年振りにの読了だったが、あっさりとしたお話しだったため、読み終えて登録するまで2回目の読了だったことに気付かず。

Posted by ブクログ