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残穢 新潮文庫
781円
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2015/07/01 |
| JAN | 9784101240299 |
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残穢
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残穢
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商品レビュー
3.6
541件のお客様レビュー
残穢とは・・・
一つの怪異の原因を調べ始めた久保さんと作家の私。始めは、単なる事故物件のマンションの、単純な幽霊話かと思われたのだが、真相は二人の予想を遥かに超えた複雑怪奇なものだった。 二人がたどり着いた或る土地に関わる不幸な出来事、人の死が、時を経ても怪異となって、全く関係の無い人に影響を...
一つの怪異の原因を調べ始めた久保さんと作家の私。始めは、単なる事故物件のマンションの、単純な幽霊話かと思われたのだが、真相は二人の予想を遥かに超えた複雑怪奇なものだった。 二人がたどり着いた或る土地に関わる不幸な出来事、人の死が、時を経ても怪異となって、全く関係の無い人に影響を及ぼしているあたりがゾッとする。触れてはいけないものに触れようとする、過去の真実を掘り起こす過程が、ドキュメンタリータッチで描かれており、尚更恐怖心を増幅させる。
ミルク
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※このレビューにはネタバレを含みます
十年前読み始めた時は、まだ最初のほうなのに着物の「帯」の描写が怖くて怖くて震えるほどで、すぐ読むのをやめて本を売ってしまいました。今回また本を買い直して落ち着いて読んだら、最後まで怖いエンタメとして楽しめました。 昔は私が怖がりだったのと、当事者意識を持ち過ぎたせいで本当にこの本のせいで自分の身に何か起きるのではないかと感じたのだと思います。今は歳も取り気持ちが落ち着いてきたせいか読むことができました。出会う時期によって感じ方が違うかもしれません。 とはいえ、最後まで読めた今回も、登場人物、関連人物が多すぎて途中わからなくなるからメモをしようかと一度は思いながら、いや駄目だ、文字に書いてしまったら私にも感染してしまうかも、と思わせるに十分な程怖かったので、結局メモをとっていません。感想もこの程度にしておきます。 とにかくこの本が怖いことに間違いはありません。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
『残穢』を読了しました。 正直な感想を言うと、ラストにはある意味驚きました。 「特に何もない。」 穢れの正体は最後まで明確にならず、本当に連鎖していたのか、それとも単なる偶然だったのかも断言されません。語り手は体調を崩していましたが、その原因は病院で判明して改善しますし、怪異に遭遇していた人たちも、いつの間にか落ち着いていきます。 結局、「残穢」とは何だったのでしょうか。 調査という主体的な行動によって、一つの系譜のように見えていただけなのか。 読み進めている途中から、展開が予想の範囲内に収まり、驚きが少ないと感じていました。調査が過去へと遡っていく構成は嫌いではありません。しかし、次々と新しい怪異が積み重なっていく一方で、「次のページをめくりたい」と思わせる大きな変化や発見が少なく、途中からは読書が少し作業のように感じられる瞬間もありました。 ただ、読後に考え方を少し変えてみると、この作品は「怪異の正体を解き明かすホラー」ではなく、「怪異を調査するという行為そのもの」を描いた作品なのかもしれません。 もしそう考えるなら、この作品の面白さは「真相」ではなく、「因果をどこまで信じるか」という読者自身への問いにあるのでしょう。 それでも、私には最後までつかみどころのない感覚が残りました。 この作品との相性は、決して良いとは言えなかったようです。 ……眩暈坂の先にある古書店の主人に、「憑き物落とし」をしてもらいたくなりました。
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