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昭和を語る 鶴見俊輔座談
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鶴見俊輔(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 晶文社
発売年月日 2015/06/26
JAN 9784794968449

昭和を語る 鶴見俊輔座談

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商品レビュー

3.8

6件のお客様レビュー

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2023/10/07

図書館で借りて読む。鶴見の死去直後の2015年刊行。 それから8年が過ぎた。元号も令和になり、もう5年目。昭和どころか、今や平成という時代も遠き時代となりつつある。そうした中で、戦後の日本で、思想的な側面において時代を作っていった鶴見のような存在が、人々の中から失われてしまってい...

図書館で借りて読む。鶴見の死去直後の2015年刊行。 それから8年が過ぎた。元号も令和になり、もう5年目。昭和どころか、今や平成という時代も遠き時代となりつつある。そうした中で、戦後の日本で、思想的な側面において時代を作っていった鶴見のような存在が、人々の中から失われてしまっていることを実感しながら読んだ。

Posted by ブクログ

2022/11/10

昌文社 鶴見俊輔 昭和を語る 羽仁五郎 開高健 司馬遼太郎 中沢新一 などとの対談集。敗戦と戦争を振りかえる対談テーマが多い。アジアへの加害者目線の対談は、富岡多恵子と吉田満 だけ 鶴見俊輔は 人口減少により 個人の幸福度を高める戦後社会を目指しているようすだが、戦後...

昌文社 鶴見俊輔 昭和を語る 羽仁五郎 開高健 司馬遼太郎 中沢新一 などとの対談集。敗戦と戦争を振りかえる対談テーマが多い。アジアへの加害者目線の対談は、富岡多恵子と吉田満 だけ 鶴見俊輔は 人口減少により 個人の幸福度を高める戦後社会を目指しているようすだが、戦後の経済拡大を 戦中の植民地拡大として 危惧するのは違和感がある アジア統合のため 膨張した日本と アメリカの子分(アジア拠点)とするために 日本を緩く占領したアメリカとの差が はっきり出ている 言葉が凄い 羽仁五郎 「フィレンツェは陸軍なくして国を守り、ヴェネツィア は海軍なくして繁栄した〜国を守るためにすぐ軍隊と言うやつはルネサンス以前の思想〜(その後侵略されても)平和を守って滅びるということは、国民の最大の名誉だ」 「昭和20年8月15日〜日本の革命の機会があった。この機会を逃したのだから、次の機会をつかむしかない〜8月15日が戦後の全てであり、戦後のすべてがそこで決定された。あとは次の8月15日がいつくるかだ」 開高健 「だけど爽快だった、焼け跡は〜嵐のごとき一夜が過ぎて一切合切何もかもなくなって〜おそろしかったけれど爽快だった」 司馬遼太郎 「日清戦争に勝ったといっても、李鴻章の私軍〜李鴻章の政治的利害判断で敗北を認めただけ 日露戦争も七割は政略によってであり〜ペテルプルグを陥したわけではない しかし勝ってからの空疎な自己肥大は病的なものだった」

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2022/07/12

Ⅳ 戦争体験 「敗戦体験」から遺すもの 司馬遼太郎 「戦後」が失ったもの 吉田満 戦後史の争点について ── 鶴見俊輔氏への手紙 粕谷一希 戦後の次の時代が見失ったもの ──粕谷一希氏に答える 鶴見俊輔 https://www.shobunsha.co.jp/?p=362...

Ⅳ 戦争体験 「敗戦体験」から遺すもの 司馬遼太郎 「戦後」が失ったもの 吉田満 戦後史の争点について ── 鶴見俊輔氏への手紙 粕谷一希 戦後の次の時代が見失ったもの ──粕谷一希氏に答える 鶴見俊輔 https://www.shobunsha.co.jp/?p=3622 https://ameblo.jp/yasuryokei/entry-12746459991.html

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