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鍵のない夢を見る 文春文庫
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鍵のない夢を見る 文春文庫

辻村深月(著者)

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鍵のない夢を見る 文春文庫

759

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2015/07/10
JAN 9784167903985

鍵のない夢を見る

¥759

商品レビュー

3.5

427件のお客様レビュー

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2025/02/09

悩む時期の20代30代の女性たちの話だった。人間のやましいというか恥ずかしいというか嫌だと思ってしまう部分が見れるのが面白い。主人公以外の登場人物の女性からもそういうのが見れるし、主人公はその人なりに色々考えてるんだけど結局見えてるのは自分からみた自分だけで私は大丈夫で入れてるか...

悩む時期の20代30代の女性たちの話だった。人間のやましいというか恥ずかしいというか嫌だと思ってしまう部分が見れるのが面白い。主人公以外の登場人物の女性からもそういうのが見れるし、主人公はその人なりに色々考えてるんだけど結局見えてるのは自分からみた自分だけで私は大丈夫で入れてるかなと思った。多分時期とか関わる友人によって見えてる自分は違うのだろうと思う。

Posted by ブクログ

2025/02/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

地方女性たちの暗転物語。あぁこういう人いるいる、と思いつつ、私自身に当てはまる部分も。 自分は強烈に覚えているのに相手に忘れられた虚しさや、プライドだけが高くなって相談と言う名の自慢をしてしまう自己愛の強さ、昔の関係性に縋っちゃうところ、私だけだと言って欲しいのに私以外に大きな興味が向いててまるで片思いみたいな寂しさ、どことなく周りの人と噛み合ってない会話。 あぁこれらは私の物語なのかも。私のIF小説。 だからこそ、救いようのない結末に少し疲弊してしまった。 とくに1作目が一番印象に残った。居づらくなるたびに引越を余儀なくされるのに泥棒がやめられない母と、それに振り回される子供達。なのにカエルの子はカエルなのか、泥棒が日常だからなのか、りっちゃんまでもが…。普通の子にとっては一生忘れることのない出来事なのに、相手からしてみれば盗むところを見られたことは大したことなかった=よくあることだったのか?

Posted by ブクログ

2025/01/31

子育てに対するストレスや周りに言えない悩み、彼氏との間のモヤモヤ感、彼氏がほしい主人公の物語など女性の視点から描かれた作品。 一体自分はどう生きていけばいいのか、子供が生まれて普通の家庭を過ごしたいなど人それぞれ悩みがあって内面が自分視点で暗いなあって思いながら読んだ

Posted by ブクログ