商品詳細
| 内容紹介 | 「桐島、部活やめるってよ」でも有名な朝井リョウの就活大学生の自意識をリアルにあぶりだした長編小説。実際、就活をしていた朝井リョウだからこそ書けた内容にはひかれるものがある。 |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2015/06/26 |
| JAN | 9784101269313 |
- 書籍
- 文庫
何者
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商品レビュー
4
1788件のお客様レビュー
主人公みんなの裏の汚いところをも優しく包んでくれそうな人間らしさを見させてくれる。 情景描写とセリフを交えた進み方が映像を浮かばせる。 朝井リョウ作品もっと読みたい!
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就活の話かと思って読んだが違った。 自分を斜に構えている主人公の話。 人間の表と裏がよく描けていたように思える。特に人間の嫌なところがよく描かれていた。少し自分と重なる部分があったので、辛かった。 就活の話はあるあるな部分が多くて懐かしくて笑ってしまった。確かに自己顕示欲が高い人...
就活の話かと思って読んだが違った。 自分を斜に構えている主人公の話。 人間の表と裏がよく描けていたように思える。特に人間の嫌なところがよく描かれていた。少し自分と重なる部分があったので、辛かった。 就活の話はあるあるな部分が多くて懐かしくて笑ってしまった。確かに自己顕示欲が高い人や自分を奮い立たせよう押しているような人はいたよなぁと思い出した。
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雑だけど自分のために感想を書く。 もっと早く読めばよかったと読了後に思うことは今まで何度もあったけど、間違いなく今回が1番だった。 私も2年前まで学生で、就活をうまくいかないどころか頑張らず適当に就職した身なのでグサグサ刺されて、首を掴まれて人前に投げ出されたような気持ちだった...
雑だけど自分のために感想を書く。 もっと早く読めばよかったと読了後に思うことは今まで何度もあったけど、間違いなく今回が1番だった。 私も2年前まで学生で、就活をうまくいかないどころか頑張らず適当に就職した身なのでグサグサ刺されて、首を掴まれて人前に投げ出されたような気持ちだった。それでも最後まで押し切って無理やり読んだ。 拓人がほぼ私じゃん、、と読みながら薄々気づいていて、同じようにリカやギンジを内心笑いたくなった私。でも読み終えてからは拓人じゃ無くてリカの方になりたい。同じダサいのであれば何者かになろうと足掻いている、10点でも20点でも世に出している方がずっといいや、そう思ったけれど、イタいと思っていた相手にそれを気付かされてしまうのはやっぱりダサすぎるな、自分。とどうしようもないなと思った。 誰かに認められたくて、何者になりたくてもがいている誰かを嘲笑うのは、自分がそれさえできないことからの裏返しなんだきっと。何者にもなれていないのに観察者になることで自分を満たす行為、なんか心当たりがあった。 それは、私が行動して、人に評価されて、もがく勇気がなかったから。 その点でギンジやリカは勇敢すぎた。。 「自分は自分にしかなれない。痛くてカッコ悪い今の自分を、理想の自分に近づけることしかできない。みんなそれをわかってるから、痛くてカッコ悪くたってがんばるんだよ。カッコ悪い姿のままあがくんだよ。だから私だって、カッコ悪い自分のままインターンしたり、海外ボランティアしたり、名刺作ったりするんだよ」 自分は自分にしかなれない、何者になりたくても自分を理想の自分へ近づくことでしか、何者にはなれない。完全に別の誰かにはなれない。 だからリカがこれでもかってくらい自分の経歴をアピールしていたように自分の手札を存分に使って、いたくても、この大波にあふれた社会で何者かになるためにはそうして足掻くことしか方法はない。なんでそれを分かってるの。みんなすごいな。 光太郎も言っていたように、小学校・中学校のやうにレールで決められていた何者になれる期間はもう終わったのだから、転職や結婚だってそう、自分から何か決断しないと何にも変わらない。 こうやって感想を書くのも、本当は下手くそで恥ずかしいし、知り合いに感じたことを聞いてもらうのはもっと恥ずかしい。でも文章が下手だと今これを読んだ誰かに思われてたとしてもいいや。いつか100点になって初めて世に出すより、いつかの私のためにもがいている途中とおもって平均点以下でも、動くことにする。そんな少しのことからでも、この本を読んだ衝撃を現実に落とし込み、私も何者かになりたい。
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