![何者 新潮文庫](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/001736/0017362042LL.jpg)
![](https://content.bookoff.co.jp/assets/images/banner/campaign/limited/blank-750-120.png)
商品詳細
内容紹介 | 「桐島、部活やめるってよ」でも有名な朝井リョウの就活大学生の自意識をリアルにあぶりだした長編小説。実際、就活をしていた朝井リョウだからこそ書けた内容にはひかれるものがある。 |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2015/06/26 |
JAN | 9784101269313 |
- 書籍
- 文庫
何者
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
何者
¥693
在庫なし
商品レビュー
4
1279件のお客様レビュー
当事者じゃなくて良かった。少なくとも自分が学生になって就活をすることは、二度とないから、他人事として読める。そうじゃなかったら、しんどくてとても読めなかったと思う。 理香は、それでもやはり苦手なタイプかなと思ってしまった‥ 拓人の就活はどこへ向かうのだろう‥
Posted by
就活前に読んだ。 読み終わったあと、果たして自分は何者なんだろうと思った。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 想像力が足りない人ほど、他人に想像力を求める。 就活対策のため、拓人は同居人の光太郎や留学帰りの瑞月、理香らと集まるようになるが――。衝撃のラストが襲いかかる戦後最...
就活前に読んだ。 読み終わったあと、果たして自分は何者なんだろうと思った。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 想像力が足りない人ほど、他人に想像力を求める。 就活対策のため、拓人は同居人の光太郎や留学帰りの瑞月、理香らと集まるようになるが――。衝撃のラストが襲いかかる戦後最年少の直木賞受賞作。 就職活動を目前に控えた拓人は、同居人・光太郎の引退ライブに足を運んだ。光太郎と別れた瑞月も来ると知っていたから――。瑞月の留学仲間・理香が拓人たちと同じアパートに住んでいるとわかり、理香と同棲中の隆良を交えた5人は就活対策として集まるようになる。だが、SNSや面接で発する言葉の奥に見え隠れする、本音や自意識が、彼らの関係を次第に変えて……。直木賞受賞作。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
すっごい、めちゃくちゃ読みやすかったし、面白かった。 就活が始まりそうだし有名だし読んでみるか、と思って図書館で借りたのがきっかけ。説明会の帰りとかにスーツ着て電車で読んだのが少し恥ずかしかった笑 ツイッターへの書き込みでいかにも意識高い系の文章が多くて最初はうわぁ、いるいる、こーゆー人、、って主人公の拓人の気持ちにとても共感していた。でも、後半の理香にめちゃくちゃ言われるシーンで理香も自分のかっこ悪さを自覚してもがいてることを知って、凄いなぁと思った。めちゃくちゃ痛いところつかれて、私も辛かった(・・;) みんな5年生ということを最初に書くんじゃなくて最後の方に持ってきたり、拓人の裏垢ツイートを最後に羅列してあって、最初から最後まで飽きずに読めたしもう一回答え合わせとして読み直したいシーンも多かった。 観察者でもいいじゃんって思っちゃったけど、それをみんなが見えるところに匿名でも書いてしまっているのが良くないのかなぁ。でも自分が就職留年しちゃってる立場だったら、そうやって少し優位に立って皆を俯瞰していないと立ってられない気もするから、拓人の気持ちは非常に共感。ただ、人を見て自分は動かず意見を言うだけなら簡単だもんね。ちょっと反面教師にもなった。
Posted by