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三畳紀の生物 生物ミステリーPRO5
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三畳紀の生物 生物ミステリーPRO5

土屋健(著者), 群馬県立自然史博物館(監修)

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三畳紀の生物 生物ミステリーPRO5

2,948

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 技術評論社
発売年月日 2015/06/13
JAN 9784774174051

三畳紀の生物

¥2,948

商品レビュー

4.3

3件のお客様レビュー

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2020/01/02

謎多きペルム紀末/三畳紀末の大絶滅の間の時代。昔の情報では恐竜に進化していった爬虫類が主役としてクローズアップされていた。しかし実際には一部が後の哺乳類に繋がる単弓類や、ワニに近縁で最も多様性に富んだクルロタルシ類も繁栄しており、三つ巴の時代だったと紹介されている。 三葉虫、棘魚...

謎多きペルム紀末/三畳紀末の大絶滅の間の時代。昔の情報では恐竜に進化していった爬虫類が主役としてクローズアップされていた。しかし実際には一部が後の哺乳類に繋がる単弓類や、ワニに近縁で最も多様性に富んだクルロタルシ類も繁栄しており、三つ巴の時代だったと紹介されている。 三葉虫、棘魚類が絶滅、ウミユリ・腕足動物の最盛期生物相が転換。海に回帰した魚竜がまず台頭。前進的存在の魚竜形類の種も発見されている。胎生で出産中のチャオフサウルスの化石はとても悲しい気持ちにさせられる。 最古の恐竜だけでなくカエルやカメ、滑空爬虫類から初期翼竜も登場。 単弓類もクルロタルシ類も素人から見ると恐竜っぽいが・・わずかな違いが長い年月をかけて進化していくと全く違った動物になるのは驚き。 竜盤類(獣脚類・竜脚類)と鳥盤類の分岐点になった動物たちも、細かい骨の特徴を除いてほとんど似た姿をしていたが、少しの違いが最終的にはステゴサウルスからアロサウルス、ブラキオサウルスまでの違いをもたらすから驚きだ。なぜジュラ紀以降恐竜が生き残って覇者となったのかは非常に興味深い謎で、生命の歴史におけるビッグクエスチョンの1つといえる。 それにしてもT-Rexは古今東西ティラノサウルスとして知られているが、ティランノサウルスと記載されており、あえて浸透している名称にしない理由は不明

Posted by ブクログ

2018/11/23

読了 このシリーズはとても楽しい読書だけど、とてもじゃないけど記憶に残りきりません ダイバーシティ!

Posted by ブクログ

2015/06/25

このシリーズも5冊目。最新の研究成果を美麗な写真とイラストと共に解説してくれるので、刊行を楽しみにしていた。三畳紀は中生代が始まり、恐竜全盛のジュラ紀の手前の年代にあたる。2億5200万年前から2億100万年前まで。ペルム紀末の大絶滅を生き延びた生物たちが再び生態系を築いてゆく。...

このシリーズも5冊目。最新の研究成果を美麗な写真とイラストと共に解説してくれるので、刊行を楽しみにしていた。三畳紀は中生代が始まり、恐竜全盛のジュラ紀の手前の年代にあたる。2億5200万年前から2億100万年前まで。ペルム紀末の大絶滅を生き延びた生物たちが再び生態系を築いてゆく。 陸上でその頂点に立ったのは、現生のワニの祖先を含む、クルロタルシ類だったらしい。ペルム紀の覇者だった、哺乳類の祖先でもある単弓類、次代の覇者である恐竜の祖先たちとの、生存競争が繰り広げられていた。現生のカメの祖先が初めて登場したのも三畳紀とのこと。カメの甲羅は肋骨に起源があり、生物として稀有な特徴であることを初めて知った。 三畳紀の終わりはまたしても大絶滅で、ビッグ5の4番目にあたる。その原因はまだ解明されていないらしい。その後、覇者がクルロタルシ類から恐竜類に変わった理由も、多様性などを検討しても、説得力のある説明はされていないらしい。今後の研究の発展が待ち遠しい。

Posted by ブクログ

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