商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 毎日新聞出版 |
| 発売年月日 | 2015/06/01 |
| JAN | 9784620323091 |
- 書籍
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リベラルのことは嫌いでも、リベラリズムは嫌いにならないでください
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リベラルのことは嫌いでも、リベラリズムは嫌いにならないでください
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商品レビュー
3.9
43件のお客様レビュー
自民党の圧勝で改憲があるのか?と言われている中、(前半だけでも)読む価値のある1冊だと思います。 日本を代表するリベラリスト(寡聞にして(いや全く)レビューを書く際に初めて知りました…)である法哲学者井上達夫氏による、インタビュー形式の比較的とっつきやすい1冊。 確かに、このタ...
自民党の圧勝で改憲があるのか?と言われている中、(前半だけでも)読む価値のある1冊だと思います。 日本を代表するリベラリスト(寡聞にして(いや全く)レビューを書く際に初めて知りました…)である法哲学者井上達夫氏による、インタビュー形式の比較的とっつきやすい1冊。 確かに、このタイトルでなければ手に取らなかった…!出版社編集さんの熱意に感謝。世間で「難解だ」と言われる著者の本をここまでスッと理解できる内容に仕立てたのは有難いことでありつつ、第2部はそれでも少々難解ではあります(笑 読了して感じたのは主に2点。 1. リベラルとは…今の日本の実像との乖離 2. 戦争とどう向き合うべきか 1. リベラルとは…今の日本の実像との乖離 「本書で提示するリベラリズム像は、多くの人々にとって(略)目障りなもの、耳障りなものも含んでいると思う」 「我ら愚者の民主主義」 この引用だけでも、著者の高潔な思想がうかがえると思うのですが、なるほどリベラリズムというのは本来こういうものなのだなというのを本著から窺い知ることができます。 本著の出だしが「リベラルの評判が悪い」から始まるのですが、今の日本のリベラルへの問題・あるべきスタンスや、寛容と不寛容の問題など、あらためて勉強になりました。 2. 戦争とどう向き合うべきか 今の憲法は、「殴られても殴り返しません」という絶対平和主義で、「過度に重い道徳的責務」を集団で選んだようになっている・・・というのは、確かに憲法9条の字面を見たらその通りで、変な拡大解釈に慣らされた身からすると目を覚まされた気分になります。 「もし戦力を保有するという決定をしたら、徴兵制でなければいけない」というのは、リベラリストなのに?と一瞬思いましたが、リベラリストだからこそそうなのだと。(戦争するかどうか決定した国民自身が、兵隊になって戦場に出てコストを負う。だから、戦争に慎重になるはずだ(カント「恒久平和のために」)という考えと。) 「徴兵制の採用は、軍事力をもつことを選択した国民の責任である」「そして、徴兵は、絶対に無差別公平でなければいけない」というド正論をぶつけられると、さて日本は、私は、どういう道を選ぶべきなのか、と考えてしまいます。 リベラリズムとは、今後とも付き合っていければと思います!
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「リベラル」という言葉が最近よく話題になりますが、本書はものすごくフェアで筋の通ったリベラル論だと思います。 副題に「井上達夫の法哲学入門」とあるように、著者は東大名誉教授の肩書を持つ法哲学者で、日本を代表するリベラリスト。 本書は、編集者との対話形式で井上先生の考えを論じてい...
「リベラル」という言葉が最近よく話題になりますが、本書はものすごくフェアで筋の通ったリベラル論だと思います。 副題に「井上達夫の法哲学入門」とあるように、著者は東大名誉教授の肩書を持つ法哲学者で、日本を代表するリベラリスト。 本書は、編集者との対話形式で井上先生の考えを論じていくもので、第一部の「リベラルの危機」が特に面白く読みごたえがあります。(第二部の「正義の行方」はより哲学的でちょっと難しかった) そもそも、リベラリズムは啓蒙と寛容という二つの伝統から生まれたものであり、自由主義というよりも「正義主義」とでも呼ぶのがふさわしい、というのが先生の主張です。 正義の概念は、普遍化できない差別を排除することである。 正義にかなうかどうかは「反転可能性」により見分けられる、それはつまり、自分の他者に対する行動や要求が、もし自分がその他者だったとしても受け入れられるかどうか、というのが判定の基準になるのだそうです。 また、ダブルスタンダードにより自分に有利な基準を導こうとするのもダメだ(二重基準の禁止)、という先生の考えは、極めてまっとうで納得感の高いものです。 いわゆるブーメラン現象(による自爆)は、これらの基準に照らし合わせるとすごく腹落ちするのですが、先生が、一部のメディアなど日本でリベラルとされている勢力を批判的に論じるのもさもありなん、という感じです。 一方で、リベラリズムの概念をきちんと理解し、世の中に健全なリベラリズムが浸透していくことも必要なのかもしれません。 2015年の本ではありますが、さすが法哲学の第一人者だけあって、とても勉強になりました。
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第一部だけウトウト何度も寝落ちして何度も戻りながら読んだ。普通の人が想像する一般的など真ん中リベラルではなく個性ある変化球な感じ。 あと啓蒙と寛容それぞれのネガポジ面白かった。
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