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異常気象と地球温暖化 未来に何が待っているか 岩波新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2015/02/01 |
JAN | 9784004315384 |
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異常気象と地球温暖化
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異常気象と地球温暖化
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商品レビュー
3.5
7件のお客様レビュー
令和5年の北半球の夏は異常な程の猛暑だった。そんな夏を振り返り、今の自分が後世にできることはないかなと思い、手にしたのがこの本。異常気象や地球温暖化の原因やそのメカニズムを丁寧に説明されていた。ただ、文字ばかりが多いので、多少眠気が襲う。それはさておき、そうした基礎知識を踏まえた...
令和5年の北半球の夏は異常な程の猛暑だった。そんな夏を振り返り、今の自分が後世にできることはないかなと思い、手にしたのがこの本。異常気象や地球温暖化の原因やそのメカニズムを丁寧に説明されていた。ただ、文字ばかりが多いので、多少眠気が襲う。それはさておき、そうした基礎知識を踏まえた上で、今後どのような対策をとって行くべきかもほんのちょっとだが、載っていた。内容は難しいけど、かなり勉強になる本だと感じた。
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IPCCの報告書の作成に関わった著者が書いた気候変動の解説書。気候変動の原因を様々に考察し、やはり二酸化炭素の増加が原因だとする。二酸化炭素の排出量と平均気温が見事に相関しているデータを見ると、納得である。また、大気中の二酸化炭素の量が多い限り、次の氷期は数万年後になるという。本...
IPCCの報告書の作成に関わった著者が書いた気候変動の解説書。気候変動の原因を様々に考察し、やはり二酸化炭素の増加が原因だとする。二酸化炭素の排出量と平均気温が見事に相関しているデータを見ると、納得である。また、大気中の二酸化炭素の量が多い限り、次の氷期は数万年後になるという。本気で二酸化炭素の排出量を減らすしかない。
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今後のこと、対策についてなど、ことばを選んで慎重に書かれているような印象を持つ。5年前に執筆されているが、その後の変化、特に今年のコロナ禍でどのような影響が出ているのか(おそらく良い方向での)などの評価を知りたい。本書の中で新たに知り得た事実。気象予測をするにあたっての格子間隔の...
今後のこと、対策についてなど、ことばを選んで慎重に書かれているような印象を持つ。5年前に執筆されているが、その後の変化、特に今年のコロナ禍でどのような影響が出ているのか(おそらく良い方向での)などの評価を知りたい。本書の中で新たに知り得た事実。気象予測をするにあたっての格子間隔の取り方。100kmにするのか5kmにするのか、それによって精度はまったく違ってくるし、計算にかかる時間も違ってくる。用途によってその距離を決めていく。スーパーコンピュータだからこそできるのだろう。陸上の氷床が融けてなくなったときの影響。海水の量が増えることで海面が上がるだけと思っていたが、陸全体の重さが減ることで、マントルの上で浮かび上がる。海面が上がるが、陸が隆起するため、その影響は相殺されるのか? よく分かっていないが、まあいろいろな要因がありうるということ。そして、何よりも、本書の主だった内容とは関係ないが、冬日、真冬日ということばについて。恥ずかしながら、過去に聞いた覚えもないし、まったく意識にのぼっていなかった。夏日があって冬日がないはずがないのに。冬日とは最低気温が0℃未満となる日。また、真冬日とは最高気温が0℃未満となる日のこと。北海道ならいざ知らず、関西では、真冬日はおろか、冬日さえ1日もない年が続くのではないか。そういえば、10年ほど前なら、朝、道端に氷が張っていることもあったかもしれない。最近はそういう光景を見なくなった。猛暑日、真夏日なども含めて、基準を見直す必要があるのかもしれない。
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