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日本の反知性主義 犀の教室
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日本の反知性主義 犀の教室

内田樹(著者), 赤坂真理(著者), 小田嶋隆(著者), 白井聡(著者), 想田和弘(著者)

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日本の反知性主義 犀の教室

1,760

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 晶文社
発売年月日 2015/03/01
JAN 9784794968180

日本の反知性主義

¥1,760

商品レビュー

3.9

38件のお客様レビュー

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2024/08/16

なんとなく昨今の「大人のための教養」の押し付け、そこへの誘導への違和感の正体が掴めたような、掴めなかったような。 「大人の教養」≒「これだけ学んでおけば間違いない、恥ずかしくない、話題に困らない」っていう感じが、どうも自分の中の【知性】や【知的人物像】とはかけ離れていて。でも...

なんとなく昨今の「大人のための教養」の押し付け、そこへの誘導への違和感の正体が掴めたような、掴めなかったような。 「大人の教養」≒「これだけ学んでおけば間違いない、恥ずかしくない、話題に困らない」っていう感じが、どうも自分の中の【知性】や【知的人物像】とはかけ離れていて。でも、そういった類の書籍を買い求める人は、同時に【知的人物像】を追い求めている(…強制的にかは定かではないけれど)。そして、大抵そういう人と対峙した時に自分感じるのは、胡散臭さや、無自覚な短絡的思考回路、曖昧さへの耐久の無さだったりして。 上手く言葉にできないけれど、幅広く知識を脳味噌に詰め込んでいて、それによって会話のバリエーションに富んでいる人と、確固たる自己の思想を持ちつつ、柔軟に人の意見も聴き入れる(それに賛同するかは別として)から、会話を豊かに運ぶことができる人って、似て非なるものなのだけれど、その解釈…というか、なんだろう、何かが、全然違うんだよな〜と。笑 また各々の先生方の著作を読んだ上で、読み返したい一冊。

Posted by ブクログ

2024/01/05

「日本の反知性主義」というテーマで、 ・内田樹 ・白井聡 ・高橋源一郎 ・赤坂真理 ・平川克美 ・小田嶋隆 ・想田和弘 ・仲野徹 ・鷲田清一 などが論じたもの。内田樹と名越康文の対談も収められている。 「反知性主義」のもともとの意味は「知的な生き方を否定し、それを極小化しようとす...

「日本の反知性主義」というテーマで、 ・内田樹 ・白井聡 ・高橋源一郎 ・赤坂真理 ・平川克美 ・小田嶋隆 ・想田和弘 ・仲野徹 ・鷲田清一 などが論じたもの。内田樹と名越康文の対談も収められている。 「反知性主義」のもともとの意味は「知的な生き方を否定し、それを極小化しようとする傾向」のことだが、単に「日本人の知的レベルの下降」について、平たく言えば「なぜ日本人はこんなにもバカになったか」について論じているものが多い。 その中にあって、白井聡の文章だけが反知性主義の原義から解きほぐしていく本格的な論考で、それゆえに一番読みづからかった。ここで止まっていたために読了が遅れた。 日本人はバカになった。電車に乗れば、老いも若きもスマホとにらめっこをしている。本を読んでいるような人はわずかだ。別に読書が知性の証というわけではないが、スマホでゲームに興じていて賢くなるとも思えない。 民主主義は人間一人ひとりの価値を等しくするところから始まる。誰しもが平等に尊いという平等主義だ。 しかし、格差社会である。賃金の格差、年収の格差は厳然とある。それはどこから来たのか。それが知性の格差から来ていることを認めたがらないのが反知性主義で、ゆえに安易な手段を求める傾向でもある。『ファスト教養』(レジー)や『動画を早送りで観る人たち』(稲田豊史)で指摘した現代の風潮はまさにそれであろう。

Posted by ブクログ

2021/02/20

内田樹さんの定義する反知性主義が1番なるほど!と思いました。 どうして、内田樹さんはこのように物事を捉えることが出来るのか?? 内田樹さんの文章には、自分にない視点がいつもあり、新しい発見があります。 ほんと、毎回、読むことが楽しみです。

Posted by ブクログ

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