商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 晶文社 |
| 発売年月日 | 2015/03/01 |
| JAN | 9784794968180 |
- 書籍
- 書籍
日本の反知性主義
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
値下げ前価格について
本価格は現中古販売価格の「値下げ前価格」となります。
直近約1か月間、値下げ前価格での販売実績があるものだけ表示しております。
日本の反知性主義
¥1,760
在庫あり
商品レビュー
3.9
39件のお客様レビュー
内田樹のパート、内田樹と名越康文の対談パートで語られている、彼らが定義する反知性主義論は腑に落ちた。 個人で知識を蓄えること、すなわちインプットには価値は無く、更に優越感に浸って周りにマウントを取ると価値は無いどころか、マイナスの価値となり得る。 知性とは集団的な現象で、力動的プ...
内田樹のパート、内田樹と名越康文の対談パートで語られている、彼らが定義する反知性主義論は腑に落ちた。 個人で知識を蓄えること、すなわちインプットには価値は無く、更に優越感に浸って周りにマウントを取ると価値は無いどころか、マイナスの価値となり得る。 知性とは集団的な現象で、力動的プロセス全体を活気づけ駆動させる力の全体である。 また、局所だけの量的な知識強化ではむしほシステムは硬直化する。最も大事なのは、今の自分の頭の中で作動している推理とか直感の仕組みそのものをその都度情報の入力や環境の変化に対応して(ここがインプット)組み替えて高度化できる可塑性。
Posted by 
なんとなく昨今の「大人のための教養」の押し付け、そこへの誘導への違和感の正体が掴めたような、掴めなかったような。 「大人の教養」≒「これだけ学んでおけば間違いない、恥ずかしくない、話題に困らない」っていう感じが、どうも自分の中の【知性】や【知的人物像】とはかけ離れていて。でも...
なんとなく昨今の「大人のための教養」の押し付け、そこへの誘導への違和感の正体が掴めたような、掴めなかったような。 「大人の教養」≒「これだけ学んでおけば間違いない、恥ずかしくない、話題に困らない」っていう感じが、どうも自分の中の【知性】や【知的人物像】とはかけ離れていて。でも、そういった類の書籍を買い求める人は、同時に【知的人物像】を追い求めている(…強制的にかは定かではないけれど)。そして、大抵そういう人と対峙した時に自分感じるのは、胡散臭さや、無自覚な短絡的思考回路、曖昧さへの耐久の無さだったりして。 上手く言葉にできないけれど、幅広く知識を脳味噌に詰め込んでいて、それによって会話のバリエーションに富んでいる人と、確固たる自己の思想を持ちつつ、柔軟に人の意見も聴き入れる(それに賛同するかは別として)から、会話を豊かに運ぶことができる人って、似て非なるものなのだけれど、その解釈…というか、なんだろう、何かが、全然違うんだよな〜と。笑 また各々の先生方の著作を読んだ上で、読み返したい一冊。
Posted by 
「日本の反知性主義」というテーマで、 ・内田樹 ・白井聡 ・高橋源一郎 ・赤坂真理 ・平川克美 ・小田嶋隆 ・想田和弘 ・仲野徹 ・鷲田清一 などが論じたもの。内田樹と名越康文の対談も収められている。 「反知性主義」のもともとの意味は「知的な生き方を否定し、それを極小化しようとす...
「日本の反知性主義」というテーマで、 ・内田樹 ・白井聡 ・高橋源一郎 ・赤坂真理 ・平川克美 ・小田嶋隆 ・想田和弘 ・仲野徹 ・鷲田清一 などが論じたもの。内田樹と名越康文の対談も収められている。 「反知性主義」のもともとの意味は「知的な生き方を否定し、それを極小化しようとする傾向」のことだが、単に「日本人の知的レベルの下降」について、平たく言えば「なぜ日本人はこんなにもバカになったか」について論じているものが多い。 その中にあって、白井聡の文章だけが反知性主義の原義から解きほぐしていく本格的な論考で、それゆえに一番読みづからかった。ここで止まっていたために読了が遅れた。 日本人はバカになった。電車に乗れば、老いも若きもスマホとにらめっこをしている。本を読んでいるような人はわずかだ。別に読書が知性の証というわけではないが、スマホでゲームに興じていて賢くなるとも思えない。 民主主義は人間一人ひとりの価値を等しくするところから始まる。誰しもが平等に尊いという平等主義だ。 しかし、格差社会である。賃金の格差、年収の格差は厳然とある。それはどこから来たのか。それが知性の格差から来ていることを認めたがらないのが反知性主義で、ゆえに安易な手段を求める傾向でもある。『ファスト教養』(レジー)や『動画を早送りで観る人たち』(稲田豊史)で指摘した現代の風潮はまさにそれであろう。
Posted by 
