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私たちはどのように働かされるのか
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私たちはどのように働かされるのか

伊原亮司(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 こぶし書房
発売年月日 2015/03/01
JAN 9784875592990

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商品レビュー

3.3

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みんなの感想まとめ
  • 労働環境批判
  • 社会構造分析
  • 非正規雇用の影響
  • トヨタ期間工の視点
  • 労働倫理の再考
  • 現代社会の支配関係
  • 労使対立の歴史
  • 労働者の過酷な実態
  • 個人責任の過剰意識
  • 自覚を促す考察

労働環境や社会構造に対する鋭い洞察を提供する本書は、ドラッカー理論の解釈から日本の労使対立、さらには労働者の過酷な歴史に至るまで、幅広いテーマを扱っています。特に、トヨタの期間工としてのフィールドワークを通じて、雇用形態の非正規化が労働意義に与える影響を探る考察は非常に説得力があります。読者は、個人に過剰な責任を押し付ける風潮に気づかされ、社会の支配関係を無批判に受け入れることの危険性を再認識します。労働倫理を相対化し、既存の構造に対する自覚を促す内容は、現代の労務環境を考える上で重要な視点を提供しており、新たな理解をもたらしてくれるでしょう。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2026/08/03

かつて、日本的雇用慣行、日本企業での働き方は、日本経済の好調さの源泉の一つとして称賛を浴びていた。例えば、ドラッカーも、著書の中で、それを称賛していた。しかし、日本経済が長期の停滞に陥ると、日本的雇用慣行は今度は停滞の元凶という位置づけを与えられ批判の的ともなった。本書は、ドラッ...

かつて、日本的雇用慣行、日本企業での働き方は、日本経済の好調さの源泉の一つとして称賛を浴びていた。例えば、ドラッカーも、著書の中で、それを称賛していた。しかし、日本経済が長期の停滞に陥ると、日本的雇用慣行は今度は停滞の元凶という位置づけを与えられ批判の的ともなった。本書は、ドラッカーが称賛した日本的な働き方は、実は、言われているほど素晴らしいものではなかったし、現在もないよ、ということを示している。テーマとして、「いじめ」「うつ病」「過労死など」といったものを取り上げ、それらの実態をデータ等を用いながら概説・批判している。 筆者の主張は、これらを「規制」によって防止するべきであり、その「規制」の制定には、労働者自身も参加すべきというものである。 その通りと思うが、各テーマの論じ方が、批判的な言説だけを取り上げていることが、やや一方的で、「結論ありき」の議論をしているような気がした。

Posted by ブクログ

2025/10/18

もう少しお軽い本かと思って手にとったのだが、ドラッカー理論の解釈に始まり、日本の労使対立とその中で生じた労組間の過酷ないじめの歴史、鬱病や過労死の構造的な原因分析、NGO など社会貢献やボランティアの脆弱性などを論じて、かなり本格的。中でも、実際にトヨタの期間工として働いたフィー...

もう少しお軽い本かと思って手にとったのだが、ドラッカー理論の解釈に始まり、日本の労使対立とその中で生じた労組間の過酷ないじめの歴史、鬱病や過労死の構造的な原因分析、NGO など社会貢献やボランティアの脆弱性などを論じて、かなり本格的。中でも、実際にトヨタの期間工として働いたフィールドワークを通じて、雇用形態の非正規化に伴う労働意義の変化を日本製品の品質劣化に結び付けた論考は説得力がある。何か結論があるわけではないのだが、近年の労務環境や労働意欲の変化をとらえて、従来の労働倫理を相対化・客観視する必要性を説く。

Posted by ブクログ

2025/05/25

新たな視点を与えてくれた。 労働にせよ何にせよ、最近は何かにつけて個人になにもかもを押し付ける考え方が流行っているように思える。 そういった考え方を当然視していたことにも気付かされたし、そのような考えは既存の社会にある支配関係はしょうがないものとして肯定してしまっているのだと...

新たな視点を与えてくれた。 労働にせよ何にせよ、最近は何かにつけて個人になにもかもを押し付ける考え方が流行っているように思える。 そういった考え方を当然視していたことにも気付かされたし、そのような考えは既存の社会にある支配関係はしょうがないものとして肯定してしまっているのだということにも気付かされた。 社会構造の問題を個人の問題へと矮小化する議論から距離を置かないといけない。 何かを問題に向き合うときに既存の構造に対して自分がどのような立場をとるのか自覚的でいたい。 そう思った。

Posted by ブクログ

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