商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | PHP研究所 |
発売年月日 | 2015/02/01 |
JAN | 9784569823812 |
- 書籍
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異邦人
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異邦人
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商品レビュー
3.9
138件のお客様レビュー
個人で美術館を開いている有吉不動産娘の菜穂 銀座老舗画廊息子の一樹 地震が起こり妊娠中の菜穂は京都へ避難しそこで無名の画家樹の絵を見つける 互いの家の業績不振 芸術にかける菜穂の思い家族や周りの人の思い 見えているだけではなく自分の意思を通すだけではなく互いの気持ちをぶ...
個人で美術館を開いている有吉不動産娘の菜穂 銀座老舗画廊息子の一樹 地震が起こり妊娠中の菜穂は京都へ避難しそこで無名の画家樹の絵を見つける 互いの家の業績不振 芸術にかける菜穂の思い家族や周りの人の思い 見えているだけではなく自分の意思を通すだけではなく互いの気持ちをぶつけ合い話していたら変わっていたのかと思う本だった
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「異邦人」とは誰のことを指すのでしょうか? 読んでいる最中、私は屏風祭りで外から展示物を見る1人の観光客でした。物語は私たちには遠いような近いような、全てを目に焼き付ける傍観者の視点で進みます。 一年をかけて菜穂と一樹を取り巻く環境・心情の変化を追っていきます。一年を追うこ...
「異邦人」とは誰のことを指すのでしょうか? 読んでいる最中、私は屏風祭りで外から展示物を見る1人の観光客でした。物語は私たちには遠いような近いような、全てを目に焼き付ける傍観者の視点で進みます。 一年をかけて菜穂と一樹を取り巻く環境・心情の変化を追っていきます。一年を追うことで、登場人物のことをよく知る人物であったかのような、親近感を覚えました。それぞれがどのように人生を歩むのかを、花が咲くのを楽しみに待つ老人のように、またやっと食べられる美味しいご飯をかきこむ子供のようの読み進めていました。ページを捲る手が止まらないです。 京都の桜散るある日、蒸し暑い夏、紅葉の綺麗な秋、凍えるような冬、それぞれが肌に吸い付くように、感じられました。京都に住んでいた日のことがありありと目に浮かびます。 とても面白い作品です。また読み直したいです。 おすすめです。
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震災後のストーリーにしなくてはならなかったのかな。 東京脱出の部分は、地震や原発の被災後を知っているせいか、 違和感がどうしても残る。 マハさんの作品は読んでいるほうだけど、 これは、ちょっと残念かな。
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