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僕は、そして僕たちはどう生きるか 岩波現代文庫 文芸258
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2015/02/18 |
JAN | 9784006022587 |
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僕は、そして僕たちはどう生きるか
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商品レビュー
4.2
56件のお客様レビュー
主人公のコベルは染織家の叔父ノボちゃんと 親友のユージンの庭によもぎを取りに行く ユージンが学校に行かない理由 コベルと疎遠になった理由 インジャの傷 オーストラリアからきたマーク たくさんの自然 「群れ」と「個」 「正しい」とは 「普通」とは 問題に向き合う時 人はどう生き...
主人公のコベルは染織家の叔父ノボちゃんと 親友のユージンの庭によもぎを取りに行く ユージンが学校に行かない理由 コベルと疎遠になった理由 インジャの傷 オーストラリアからきたマーク たくさんの自然 「群れ」と「個」 「正しい」とは 「普通」とは 問題に向き合う時 人はどう生きるのかを問われた 私は群れが幼い頃から苦手 自己主張が上手にできない でも、群れからは離れて生きられない
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色々な問題を散りばめた話だった。 物語というよりは現状起こっている問題、起こりうる問題を箇条書きにして問いかけられているような感覚になった。 特に多数に流されてしまう可能性に気付いた、この話だと主人公のコペルの気持ちが刺さった。周りが正しくないものを正しいと言った時、自分はちゃ...
色々な問題を散りばめた話だった。 物語というよりは現状起こっている問題、起こりうる問題を箇条書きにして問いかけられているような感覚になった。 特に多数に流されてしまう可能性に気付いた、この話だと主人公のコペルの気持ちが刺さった。周りが正しくないものを正しいと言った時、自分はちゃんと拒否できるだろうか。 また戦争の話についても考え直したいと思った。最近丁度戦争の話に興味を持っており、戦争がテーマの作品や新書を読んだが自分の中でエンタメ化していることに気がついた。これは当事者でないからこそ楽しんでいられるのであって、実際に戦時中の世の中になったら自分はどう動くだろう。当時の人の気持ちや世の中の流れを知った上で、戦争について理解を深めていけたらと思う。
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10代の子達にぜひ読んで欲しいと思いましたが、50代の私にとっても大切な作品になりました。 繊細さ、鈍さについては私もずっと考えており、強さとは鈍さなのかと悩んだ時期もありました。 日頃、1人で生きることと群れることについても考えていたので、「いい加減」の群れで言語化してもらえた...
10代の子達にぜひ読んで欲しいと思いましたが、50代の私にとっても大切な作品になりました。 繊細さ、鈍さについては私もずっと考えており、強さとは鈍さなのかと悩んだ時期もありました。 日頃、1人で生きることと群れることについても考えていたので、「いい加減」の群れで言語化してもらえた気がしました。 北海道に住む人間には身近ではない動植物の連続で検索して写真で確かめながらの読書となりましたが、素晴らしい読書体験となりました。
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