しあわせの香り 純喫茶トルンカ 徳間文庫

八木沢里志(著者)

• 販売会社／発売会社: 徳間書店
• 発売年月日: 2015/02/01
• JAN: 9784198939151

商品レビュー

2025/01/11

純喫茶トルンカシリーズ

前作品よりもよかったかも。

千代子おばあちゃんの物語はちょっぴりほろ苦いけど、美しくロマンティックだし、

浩太の物語は、浩太の優しさ、カッコ良さ満載でこれまた素敵だった。

最後の絢子ちゃんの物語も心が暖かくなった。絢子ちゃんの決断を応援したいけど、1日でも早く帰国してウッちゃんと幸せになって欲しいとも思う(笑)
ヒロさんも柔らかくて素敵な人になった。
そうだ。トルンカに集う人達はみんな柔らかくなるよね。
みんな傷つき悩みもがきながら、一生懸命今日を生きている。

☆心に響いた言葉

再会とは、人生における1番身近な奇跡である

俺たちだっていまだにやっぱり足掻いてるいるし。でもそれだって生きているからこそ、できることだよな。そう思うとさ、生きてるって素晴らしいって思わない？

2024/05/28

前作を読んでから間もないときに読まないと楽しめないかも。別れてからだいぶ経ってから友人として一緒に暮らす男女が出てくるけど、ぐるっと一周回ってそういう関係に落ち着ける場合があるのかなぁ。現実に。久しぶりにあった元恋人に偶然町中で出会たならば「せっかくだからお茶でもどう？」って自分も言いたいけど、見かけてもドキドキするだけで結局言えないだろうな。と思いながら読んだ。

2023/02/13

続編も一気に読了。

今回も三編入っていましたが、
どれも飽きずに読めました。

特に２作目は、何だかヒリヒリして、
でも、現実もこんな風にうまくいけばいいのにと
思わさせられたり。

これで終わりなのかな？
続いたら読むと思うけど、
ここで終わるのもいいと思えるラストだった。