しあわせの香り の商品レビュー
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前作を読んでから間もないときに読まないと楽しめないかも。別れてからだいぶ経ってから友人として一緒に暮らす男女が出てくるけど、ぐるっと一周回ってそういう関係に落ち着ける場合があるのかなぁ。現実に。久しぶりにあった元恋人に偶然町中で出会たならば「せっかくだからお茶でもどう?」って自分も言いたいけど、見かけてもドキドキするだけで結局言えないだろうな。と思いながら読んだ。
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続編も一気に読了。 今回も三編入っていましたが、 どれも飽きずに読めました。 特に2作目は、何だかヒリヒリして、 でも、現実もこんな風にうまくいけばいいのにと 思わさせられたり。 これで終わりなのかな? 続いたら読むと思うけど、 ここで終わるのもいいと思えるラストだった。 ...
続編も一気に読了。 今回も三編入っていましたが、 どれも飽きずに読めました。 特に2作目は、何だかヒリヒリして、 でも、現実もこんな風にうまくいけばいいのにと 思わさせられたり。 これで終わりなのかな? 続いたら読むと思うけど、 ここで終わるのもいいと思えるラストだった。
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「純喫茶トルンカ」を舞台にしたシリーズ第2弾。 今回も常連さんを含めて3篇の温かい話。 午後のショパンは、店に通い始めて20年となる千代子ばあちゃんのとても素敵な想い出が溢れる話。 幼い頃に聴いたショパンの曲、誰と一緒に聴いたのかで蘇ってくるあのときの気持ち。 これは、感動もの。 千代子ばあちゃんにとっては奇跡とも思える瞬間。 長い人生を生きてれば、そういう瞬間がきっと誰にでも訪れるのだと…。 ああ、私の人生にも意味はちゃんとあった。 このことばが沁みた。 シェード・ツリーの憂鬱は、雫の幼馴染の浩太が誰にも言えないでいること。 性格的にあっさりしていて、いつも冗談ばかりの彼でも部活でのイジメは、ちょっと閉口していてうんざりを超えた状態。 頼ってしまったのは、亡くなったスミねえに似ていると感じた女優の田所ルミだが、おもいっきり曝け出した後、自身で解決すべく部活に顔を出すと…。 驚くことに雫が乗り込んで行ってたとか。青春 旅立ちの季節は、絢子自身の問題でモヤモヤとしているときに大学時代の元カレと再会し、彼の変化を知ることで自分の気持ちの整理もつく。 おじ友と言っていいほどの仲のヒロさんとも再会するが、自身の旅に出て世界を見てこようとする決断は揺るがず。 それぞれが、新たな目標を持って進むというかたちで終わる。 緩やかで心地よい「純喫茶トルンカ」のしあわせの香り。 とても和やかな気持ちで満足。
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前作の続き。 登場人物の繊細な気持ちが丁寧に描かれていて、 トルンカは本当にあって、雫たちも実在するのでは…と思うほど。 悩んだり苦しかったり、 いろんなことがあるけれど、 トルンカに集まるみんなみたいに、どんな時も優しい気持ちを忘れずにいたいなぁ、と思った。 こんな時世だ...
前作の続き。 登場人物の繊細な気持ちが丁寧に描かれていて、 トルンカは本当にあって、雫たちも実在するのでは…と思うほど。 悩んだり苦しかったり、 いろんなことがあるけれど、 トルンカに集まるみんなみたいに、どんな時も優しい気持ちを忘れずにいたいなぁ、と思った。 こんな時世だからこそ、 人の繋がりを描く温かい作品に出会えてよかった。
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純喫茶トルンカの続編ということで、前作を読んでから読むべき。今回の主人公は、前作にちょっと出てきた人たち。「午後のショパン」「シェード・ツリーの憂鬱」「旅立ちの季節」の3話。 本当に登場人物、皆が優しくて優しくて心が洗われる。私もここの常連になりたい。この喫茶店の常連のように、...
純喫茶トルンカの続編ということで、前作を読んでから読むべき。今回の主人公は、前作にちょっと出てきた人たち。「午後のショパン」「シェード・ツリーの憂鬱」「旅立ちの季節」の3話。 本当に登場人物、皆が優しくて優しくて心が洗われる。私もここの常連になりたい。この喫茶店の常連のように、ほっと一息つけるようなそんなお話だった。やっぱり涙腺はゆるりと緩みましたが。 「旅立ちの季節」が、なんだかよかった。「シェードツリー~」もそうだけど、大切さ愛しさを色々な形で表現している。恋にならなくてもいい。恋になってもいい。自分と相手をきちんと認めあって、大切にするそんな関係がとても素敵だった。
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「純喫茶トルンカ」の続編。今回は千代子ばあちゃんと雫の幼馴染・浩太、絢子の物語。 前作はさほど感じなかったが、私は主人公の語り口調で進む小説が苦手なので、特に浩太の章など疎ましく感じた。話は作品中で1番好きなのだが。季節が初秋から冬にかけてなので読む時期もピッタリだったし、前...
「純喫茶トルンカ」の続編。今回は千代子ばあちゃんと雫の幼馴染・浩太、絢子の物語。 前作はさほど感じなかったが、私は主人公の語り口調で進む小説が苦手なので、特に浩太の章など疎ましく感じた。話は作品中で1番好きなのだが。季節が初秋から冬にかけてなので読む時期もピッタリだったし、前作同様心温まるストーリーも素敵だったが、他に気になる本が控えていたため上の空で読んでしまった。申し訳ない。もうちょっと時期を置いてから読めば良かったかな。
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kindle unlimited で読了 前作に引き続き読みやすかったです。純喫茶トルンカに集う人たち一人一人にフォーカスして進む短編集です。 登場人物がそれぞれ悩みがあって、素敵な出会いから乗り越えていく姿に元気をもらえる一冊です
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前作の続き。登場人物もシチュエーションも同じなので、前作を読んでからの方が分かりやすいし、味わいも深い。
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「純喫茶トルンカ」の続編。 時代は流れても、ここの雰囲気はほとんど変わらないまま。 まるで昭和の時代から時が止まっているかのよう。 私も、下町にひっそりと佇むトルンカを訪ねて、マスターの淹れてくれるコーヒーを飲んでみたい。 このトルンカで、再会という奇跡が起きたり、旅立っていく者...
「純喫茶トルンカ」の続編。 時代は流れても、ここの雰囲気はほとんど変わらないまま。 まるで昭和の時代から時が止まっているかのよう。 私も、下町にひっそりと佇むトルンカを訪ねて、マスターの淹れてくれるコーヒーを飲んでみたい。 このトルンカで、再会という奇跡が起きたり、旅立っていく者に皆が温かいエールを送ったり、今回も、読む人に希望をくれるような心温まるお話ばかり。 私も、人との繋がりを大事にしたいと思う。 トルンカが、そこに集う人たちを、いつも優しく包み込んでくれている。
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トルンカでのお話、 私はとても好き。 派手さも事件もないけど とってもあったかい気持ちになる。 おすすめ(*^^*)。
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