商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 光文社 |
発売年月日 | 2015/01/08 |
JAN | 9784334768539 |
- 書籍
- 文庫
部長と池袋
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部長と池袋
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商品レビュー
3.3
10件のお客様レビュー
著者の本を読んだのは2冊目。 最初に読んでかなり衝撃を受けた「彼女は頭が悪いから」の印象がとても強く、以来、ずっと気にはなっていた作家の一人だったのだが、同時に、一冊めに読んだ内容がある意味かなりドギツく、軽く平常心を維持しながら読めるタイプの小説ではなかったのも事実。そんなこと...
著者の本を読んだのは2冊目。 最初に読んでかなり衝撃を受けた「彼女は頭が悪いから」の印象がとても強く、以来、ずっと気にはなっていた作家の一人だったのだが、同時に、一冊めに読んだ内容がある意味かなりドギツく、軽く平常心を維持しながら読めるタイプの小説ではなかったのも事実。そんなこともあって、2冊目を読むのにかなり時間が空いてしまった。 2冊目の本作は、最初に読んだ長編とは異なり、文庫オリジナルの短編集。どれもとても軽く、読み易い。ところが、驚いた。一篇一篇「これらは本当に同じ著者がほぼ同時期に著したモノなのか?」と訝しむほどに、各篇のテーマや作風、文体までもバラエティ豊か。というか「芸域が広い」というべきか。2作目を読んで初めて、あらためて作者の懐の深さ、引き出しの多様さに感心してしまった次第。 著者とは年齢もほぼ同じで、生きて来た時代や見聞きして体験した文化・風俗にも共通項が多いはず。であれば次は、彼女の小説よりもエッセイとかも読んでみたい。
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著者の本は『彼女は頭が悪いから』以来二作目。 初めて読んだ時もなんてうまい作家さんなのだろうと思っていたが、「書下ろしに近い」文庫オリジナルの短編集」である本書では、作品ごとに違うキャラクターに共感したり失った時間の取り返しのつかなさにハッとさせられたり‥。なにしろ、せつない。 ...
著者の本は『彼女は頭が悪いから』以来二作目。 初めて読んだ時もなんてうまい作家さんなのだろうと思っていたが、「書下ろしに近い」文庫オリジナルの短編集」である本書では、作品ごとに違うキャラクターに共感したり失った時間の取り返しのつかなさにハッとさせられたり‥。なにしろ、せつない。 若い時はいつでもまた、会いたい時にはすぐに会えると思ってた。まさに後悔先に立たず。わかっちゃいるんだけど。
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細かい話が収録されいて、間をつなぐものも挟まれているのだけれど、全体としては読みにくかった。短編集なんですよね?という感じ。
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