商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2014/12/01 |
JAN | 9784062192927 |
- 書籍
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九年前の祈り
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九年前の祈り
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商品レビュー
2.9
81件のお客様レビュー
■目次 九年前の祈り ウミガメの夜 お見舞い 悪の花 ■感想 大分県の県南に位置する佐伯市を舞台に、互いにゆるやかに絡まりあう4篇。大分は九州のなかではあまり訛りが強くない印象を持っていたけど、各話に登場するおばちゃんやおっちゃんたちはコテコテの大分弁だった。よだきい(面倒...
■目次 九年前の祈り ウミガメの夜 お見舞い 悪の花 ■感想 大分県の県南に位置する佐伯市を舞台に、互いにゆるやかに絡まりあう4篇。大分は九州のなかではあまり訛りが強くない印象を持っていたけど、各話に登場するおばちゃんやおっちゃんたちはコテコテの大分弁だった。よだきい(面倒くさい、厄介だ)、やおなかったのお(やわらかくない=大変だったな)。佐伯市にしたって「さえき」ではなく「さいき」だし。 離婚すると根も葉もない噂を立てられ、教師が生徒を、兄が弟を殴ったりと、海辺の田舎の後進性・暴力性みたいなものの描写がいかにもありそうで読ませる。 ウミガメの海岸は高山海岸だろうか。 ■備忘 ・土地とまち全体が主人公のようにも読めた。大分版・佐伯版の『ワインズバーグ・オハイオ』? ・声は誰?(ときどき声の主が判然としなくなり、主体のありかが不明瞭になる)
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芥川賞受賞作という事で読み始めたが、私には合わない本でした。 4つのお話しからなる本で、登場人物が他のお話にも出てきてちょっと繋がっていました。 「9年前の祈り」で泣きわめくと手がつけられない幼い息子に対する思いは、同じ母親として、大変だろうな、苦しいだろうな、でも大好きなん...
芥川賞受賞作という事で読み始めたが、私には合わない本でした。 4つのお話しからなる本で、登場人物が他のお話にも出てきてちょっと繋がっていました。 「9年前の祈り」で泣きわめくと手がつけられない幼い息子に対する思いは、同じ母親として、大変だろうな、苦しいだろうな、でも大好きなんだろうなと思いました。 が、他のお話しも含めて読みにくいし、何を言いたいのか私にはわからない本でした。 他の芥川賞受賞作品を読んだ時も、私には面白さや言いたい事がわからなかったので、合わないんだろうなと実感しました。
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繊細な性格で、すぐパニックを起こす息子の子育てに悩んでいた女性が、昔世話になった、「みっちゃん姉」のことを回想する物語。身近に似た境遇の子を育てた人がいるのは、心強いことだなと思った。芥川賞を受賞した表題作の他、3作を収録した連作短編集。 表題作と『悪の花』は、純文学という印象...
繊細な性格で、すぐパニックを起こす息子の子育てに悩んでいた女性が、昔世話になった、「みっちゃん姉」のことを回想する物語。身近に似た境遇の子を育てた人がいるのは、心強いことだなと思った。芥川賞を受賞した表題作の他、3作を収録した連作短編集。 表題作と『悪の花』は、純文学という印象が強い作品だったが、他の2作は軽く読める作品だった。
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