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災厄の町 新訳版 ハヤカワ・ミステリ文庫
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災厄の町 新訳版 ハヤカワ・ミステリ文庫

エラリー・クイーン(著者), 越前敏弥(訳者)

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災厄の町 新訳版 ハヤカワ・ミステリ文庫

1,320

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2014/12/05
JAN 9784150701512

災厄の町 新訳版

¥1,320

商品レビュー

4

40件のお客様レビュー

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2024/10/08

『ハヤカワ海外ミステリハンドブック』で紹介されていたので読んでみたかった。 『Xの悲劇』『Yの悲劇』とは違って、人間ドラマが濃くてクリスティーのような感じ。 結婚式直前に失踪したジムが突如ライツヴィルの町に戻ってきた。3年間彼の帰りを待っていたノーラと無事に式を挙げ、ようやく...

『ハヤカワ海外ミステリハンドブック』で紹介されていたので読んでみたかった。 『Xの悲劇』『Yの悲劇』とは違って、人間ドラマが濃くてクリスティーのような感じ。 結婚式直前に失踪したジムが突如ライツヴィルの町に戻ってきた。3年間彼の帰りを待っていたノーラと無事に式を挙げ、ようやく幸せな日々が始まったように見えたが…。 ミスリードがわかりやすいので、早い段階で犯人など色々気付いてしまう。自分だけでなく気付いてしまう人は多いと思う。 最後まで予想を裏切ることなく終わってしまった。 謎解きメインではなく人間ドラマを読むシリーズなのかな。

Posted by ブクログ

2024/09/04

 最初は正直これがそんなに評判なのか?と思うような展開だった。  しかし、あらゆる要素によって犯人がただ1人しかありえないという分かりきった状況が続く中、物語が終わりに近づくにつれてその驚愕の真相と隠れた真の悲劇がその姿を見せていったのには見事に騙されて言葉が出なかった。  これ...

 最初は正直これがそんなに評判なのか?と思うような展開だった。  しかし、あらゆる要素によって犯人がただ1人しかありえないという分かりきった状況が続く中、物語が終わりに近づくにつれてその驚愕の真相と隠れた真の悲劇がその姿を見せていったのには見事に騙されて言葉が出なかった。  これから読むという人に言いたいのは、この作品を楽しみたいなら変に探ろうとせず気楽に騙されてくださいということである。

Posted by ブクログ

2024/07/09

1942年発表のエラリー・クイーンシリーズ第15作。架空の町ライツヴィルを舞台にした新シリーズが幕を開ける。国名シリーズを代表とするバッキバキのロジカルなミステリとは一味違う、人間ドラマに重きを置いた骨太作品。クリスティ作品に慣れている読者なら、裏に流れる物語の脈流を読みきってし...

1942年発表のエラリー・クイーンシリーズ第15作。架空の町ライツヴィルを舞台にした新シリーズが幕を開ける。国名シリーズを代表とするバッキバキのロジカルなミステリとは一味違う、人間ドラマに重きを置いた骨太作品。クリスティ作品に慣れている読者なら、裏に流れる物語の脈流を読みきってしまうかもしれない。しかし、結末を読みきってもなお、終始底知れない悪意と恐怖を煽りゾクゾクとさせる演出の妙技は抜群。未曾有の災厄に見舞われたクイーンだか、はたして再びライツヴィルに戻って来れるのか。

Posted by ブクログ

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