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ゴッホ〈自画像〉紀行 カラー版  中公新書2292
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ゴッホ〈自画像〉紀行 カラー版 中公新書2292

木下長宏(著者)

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ゴッホ〈自画像〉紀行 カラー版  中公新書2292

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2014/11/22
JAN 9784121022929

ゴッホ〈自画像〉紀行 カラー版

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商品レビュー

4.2

6件のお客様レビュー

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2024/01/25
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※このレビューにはネタバレを含みます

ゴッホの描いた自画像を軸に、ゴッホがかいた主に手紙を道案内としてその「絵」の内面を旅する...ガイド版...といったところだろうか? 自画像とはあるけれど中には風景かなども含まれている。 風景画が自画像か?と問いながら読み進むとそのキャンバスに書き込まれモチーフ一つ一つに意味があり、自己投影という事に行き着く... 素晴らしい解釈、洞察、そして時代背景... 自画像は時系列に沿って解釈されており、その裏付けはゴッホがテオに宛てた手紙が主であった。 こんなにも多くの自画像を残したのか...と驚く。 自己の内面に目を向け続けた画家なのか?とも思ったり。 ただゴッホの絵に興味を持ち何冊か読んで見たけれど この自画像に焦点を当ててゴッホの内面に触れられた事は 何冊かの本を読む順番としてもちょうど良いタイミングだったように感じる。 掲載されている絵画はその所蔵先があとがきの後に掲載作品リストとして載っている。 思わず本物を見て見たい!と思うものも多数あり(海外) タイトルの紀行にも繋がるなぁ〜と思ったり。 引用図書の記載は本文中にあり、さらなるゴッホを求めて読んで見たい!と思うものばかりであった。 素晴らしい本だと思う。 他の著書も読んで見たいと思う。

Posted by ブクログ

2021/11/26

ゴッホ展の前に参考図書2冊目。 ゴッホの描いた大量の自画像を元に、ゴッホについて探っていく。本書では自画像以前の時代、自画像の時代、自画像以降の時代と3区分されてゴッホの人生や精神世界を見ている。 自画像の時代には多くの自画像が載っているが、素人目に見ても初期と末期では描き方が...

ゴッホ展の前に参考図書2冊目。 ゴッホの描いた大量の自画像を元に、ゴッホについて探っていく。本書では自画像以前の時代、自画像の時代、自画像以降の時代と3区分されてゴッホの人生や精神世界を見ている。 自画像の時代には多くの自画像が載っているが、素人目に見ても初期と末期では描き方がまったく違うことがわかる。最初は茶褐色で暗くのっぺりした自画像から、ブルーが中心になり躍動感のある筆使いが特徴的な自画像に変貌していく。著者は精神世界を推察するというより背景の描き方やタッチについて各自画像を比較しながら語っている。 こんなにもある自画像は何のために描かれたのか?画家としての自己に目覚め、自分という存在をどう描き出すか。発作が起きて施療院に移ってからは自分の内面を見つめる自画像になっていると筆者は語る。 また、本書には筆者の感じる、ゴッホが色やタッチや背景、描いているものを選んだ理由が書かれているが、ゴッホは本当に意図があって描いていたのだろうか?素人なので分からないが、少々筆者の考えが強すぎる気がしてしまう。。 ゴッホに関する本は2冊しか読んでいないが、ゴッホは決して気が狂った人間なのではなく、痛いほど他人に優しい人だったんだなと思っている。

Posted by ブクログ

2019/10/15

ゴッホの絵を見に行く予定があり そういえば何も知らないなと思い手に取った本 読書目的からサラッと流し読みですが 知らなかった事が沢山あって絵の理解が深まりそうです 1番驚いたのはゴッホが牧師を目指していた話 信仰心が強いが故 教会のあり方に疑問を持ち 自らの信仰心を絵で表現し...

ゴッホの絵を見に行く予定があり そういえば何も知らないなと思い手に取った本 読書目的からサラッと流し読みですが 知らなかった事が沢山あって絵の理解が深まりそうです 1番驚いたのはゴッホが牧師を目指していた話 信仰心が強いが故 教会のあり方に疑問を持ち 自らの信仰心を絵で表現しようとしたと言うところに 非常に興味が持てました 絵を見に行く前に一読の価値あり

Posted by ブクログ

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