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失踪当時の服装は 新訳版 創元推理文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 2014/11/28 |
JAN | 9784488152086 |
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失踪当時の服装は 新訳版
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商品レビュー
3.9
23件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「自由研究には向かない殺人」で紹介されていたので気になって読んでみた。警察捜査小説というジャンルを立ち上げた作品。 18歳の少女が寮から突然姿を消し、死体で発見される。自殺かと思われた事件を、警察署長のフォードと部下のキャメロンが地道な捜査で真相を明らかにする。最近ではスマートな警察小説が多いなか、フォードたちの捜査はとにかく泥臭い。わずかな可能性を追及し、少しずつ真相に迫っていく過程は読み応えがあり引き込まれる。 捜査過程のみが淡々と書かれているようでいて、フォードの犯人に対する怒りや、少女の死に対するやるせなさなど、実は人情味のある作品だ。 ヒラリーウォーの他の作品も読んでみたい。
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警察の捜査とはこういうものなのか、と肌感覚で理解することができた小説です。「捜査が行き詰まる」と一言で表現されることがあるが、それがどういう状態なのかをこの小説は描いています。証拠がなかなか出てこない中、あらゆる可能性を考慮して捜査を続ける警察の苦闘が実に生々しく語られています。...
警察の捜査とはこういうものなのか、と肌感覚で理解することができた小説です。「捜査が行き詰まる」と一言で表現されることがあるが、それがどういう状態なのかをこの小説は描いています。証拠がなかなか出てこない中、あらゆる可能性を考慮して捜査を続ける警察の苦闘が実に生々しく語られています。 夢中になって読み進めてしまう傑作です。
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熱い警察官のお話。ある登場人物のセリフ。「警察の仕事がどういうものかは、わかっているだろう?歩いて、歩いて、歩きまくる。そして、あらゆる可能性について調べ尽くす。一トンの砂を篩にかけて、ひと粒の金をさがすような仕事だ。百人に話を聞いて何も得られなければ、また歩きまわって、もう百人...
熱い警察官のお話。ある登場人物のセリフ。「警察の仕事がどういうものかは、わかっているだろう?歩いて、歩いて、歩きまくる。そして、あらゆる可能性について調べ尽くす。一トンの砂を篩にかけて、ひと粒の金をさがすような仕事だ。百人に話を聞いて何も得られなければ、また歩きまわって、もう百人に話を聞く。そういうものだ」 この小説には結果的に事件に関係ない情報が多く語られる。途中まではそういうのを読むのが面倒くさく感じるが、やがてそれらが物語のリアリティを高め、読者と物語の警官たちとの一体感を生んでいることに気づく。天才探偵や伏線はりまくりトリックなどに食傷気味の方は一読を。
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