商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2014/11/27 |
| JAN | 9784103534303 |
- 書籍
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図書館奇譚
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図書館奇譚
¥1,980
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商品レビュー
3.6
93件のお客様レビュー
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あとがきの、『図書館奇譚』に関する小話が面白いです。 なんと、4バージョンもあるのだとか。 ①『カンガルー日和』に収められた一編 ②『村上春樹全作品1979〜1989』に収められた一編 ③佐々木マキさんと共作絵本『ふしぎな図書館』 ④本作 さらに、アメリカ版とイギリス版で、それぞれ違ったデザインで刊行も予定(当時)されていると。 言及されている通り、デザインの創作意欲をそそる作品なことは確かなようです。そのことを、下記に述べますが「美少女」の描写で強く感じました。 カット•メンシック氏のイラストは、シックなダーク色で、まさに大人の絵本という感じ。 ページを巡った時の「美少女」の印象が自分と違ったので驚きましたが、闇夜に溶け込むような異質さがよく出ていて良かったと思います。 村上春樹の作品に共通して、よくいえるのですが、想像力を膨らませる書き方が素晴らしいです。 この「美少女」に関しては、『目が痛くなってしまいそうな美しさ』『手と足は今にもぽきりと折れてしまいそうに細く、長い髪は宝石を溶かし込んだようにキラキラと光り輝いていた』『誰もが夢見る、そして夢でしか見ることのできない少女』と表現されています。これが、本当によい。 細身で、髪が長いことは分かりますが、他の特徴に関しては、自分たち自身の想像に委ねられているのです。髪の色も、人種も、何もかも。自由に「美少女」を想像できる余地がある。 図書館も、母親も、むくどりも、犬も、老人も、自分たち自身の想像と経験から、自由に人物像も情景も当てこむことができる。 これが、全世界で、村上春樹作品が受け入れられている一因だと思います。 ストーリー自体は、なんだかよくわからないうちに図書館の地下の牢屋に閉じ込められることになって、巡り合った羊男と美少女と脱出する話。しかし、脱出した時には、一人。 リアルな夢から覚めた時の喪失感が、胸にしっとりと残って、よきでした。
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挿絵が美しく非常に短いこともあり読みやすい。話に羊男と美少女が出てくるところは村上春樹の定番。少しずつリライトされてこれはバージョン4らしいが多くの言語に翻訳されているらしい。それぞれで挿絵のデザインが異なるようなのでその違いを楽しむのも面白いかもしれない。
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不思議な物語でした。 自分も図書館に言って迷路のような地下室の閲覧室につれて行かれたらどうしようときっと読んだ人は思うのではないでしょうか。 たまたまカンガルー日和を一緒に読んでいるところだったので関連しているとあとがきを読んで知ってうれしくなりました。 p50 新月は目のないいるかみたいにそっとやってきた。 斬新な表現だと思い印象的でした。
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