図書館奇譚 の商品レビュー

村上春樹(著者),カット・メンシック

2024/10/13

2024.10.09
人の夢を見ているかのような不思議な感覚。
村上春樹さんの絵本シリーズ(？)の一つ。独特な世界観とイラストがマッチしていて、するすると読めました。
何となく、鼠三部作や世界の終わりとハードボイルド・アンダーグラウンドなどに通じる部分がありそう。

2024/08/01

村上作品に通じるパラレル世界。ここでは地下室。
図書館に存在する謎の冷たくて暗くて深い地下室が肌で感じられる。
そこで行われているのが脳みそちゅっちゅなのにもなかなかに鳥肌が立つ。
知識を得たものをくくりつける牢、比喩的なものではなく、単純に知識の奴隷となってしまったのではないか。
猛暑の中、部屋の中をクーラーでキンキンに冷やしながら読むと最高。

2024/07/19

少しの時間で読めそうと手に取りました。
アート作品のような、自分には理解し難い登場人物や展開にいい意味で振り回されて、日常では感じられない体験をした感じです。

2024/06/08

閉館間近の図書館、見釣らぬ空間に迷い込んでしまう感覚、男性版アリスのダークな世界観、不思議な美少女に助けられ、羊おとこと脱出をはかる。
　あいまいなトワイライトの物語

2024/02/11

図書館大好きですw

ってな事で、村上春樹の『図書館奇譚』

これ読むと、図書館行くのがちょっと怖くなるね(笑)

半年間閉じ込められて本読むのもええかもじゃけど、脳みそチュルチュル吸われるのは嫌じゃな(笑)

カット・メンシックのイラストはカッコええし、恐怖感半端ない！

2018年92冊目

2024/01/10

絵本化。図書館の地下に閉じ込められるお話。現実のような夢のような…残酷さもあり、こわい。結局なぜ？どういうこと？を求めてはいけないのだ。感じるままに読むのが、私にはベストな読み方。挿絵がシュール。蟲の絵がリアル。

2024/01/07

図書館の地下室で起きた不思議なお話。
昨日たまたま「約束のネバーランド」を観て、そのあらすじ設定がこの話と何となく似てると思った。

2023/10/23

装丁とイラストで、雰囲気って変わるね。
カンガルー日和を読み直したけど、全然違う。カンガルー日和では可愛らしいお話しが、こんなにおどろおどろしくなるなんて。
アナログの本の可能性ってまだまだあるよね。

2023/09/18

初！村上春樹さん読みました
これは超短編で読みやすかった！挿絵も綺麗
図書館で見つけた作品
これが村上春樹さんかー！是非いろいろ読んでみたい！

2023/07/28

大人の絵本。

図書館の地下に連れて行かれた主人公。
羊男と、美女と、老人のみの登場人物。
世界観が好きだった。

小さい頃行ってた図書館の地下って確かにナニカありそうって子供の頃思っていた。あと、普段立ち入り禁止の2階も。
大人になって、その図書館に地下はないことを知ったけど、でも、本当はどこかの秘密の扉があって・・・なんて妄想はしてた。
そんな子どもの頃にこれを読んだら、図書館通いはできなかったかもしれない。怖すぎる。
今の図書館はビルの4階にあるので残念ながら地下に・・とか考えられないけど、
もしかしてそのビルの地下には限られた人でないと入れない場所があるかもしれない。