商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2014/09/30 |
JAN | 9784091862839 |
- コミック
- 小学館
花もて語れ(13)
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花もて語れ(13)
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商品レビュー
4.2
5件のお客様レビュー
最終巻は芥川龍之介の『蜜柑』。 最終話は有島武郎『小さきものへ』。 ゆっくりと読み進めてきた本作だが、最終巻に向けての5巻ぐらいは、一気に読んだ。文学や朗読を真っ正面から漫画で表現することに挑んだ、素晴らしい作品だと思う。
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1-13巻分まとめてレビュー。 『』の中は本の内容に関係ありません。飛ばしましょう。 『まずはじめに。 古本屋で1-5まで立ち読みし、感想は「駄目だこれ、ここで買っちゃあ。新書で作者にお金はいるようにしないとっ」と、本屋さんに直行して・・・なかった。 住んでる近辺、3件まわったが、もうなかった。 秋葉原にまで出て、タワー型本屋さんでようやく、1-11巻を見つけて、一気買い。最終章・・・とかあおっていて、11感で終わりかー。よかった、全部そろって。と思ったら。最終章の始まり、でしたね。 後日、もうその店には11巻しかなかったので、今度はお茶の水の大きなビル型書店にゆき、ラストの二冊購入。 無事、新書で全部が手に入りました。がんばった気持ちでいっぱいです』 ↓ ここから、本の感想です。 やはり、ここので強烈に引き付けられたのは「やまなし」の話。 そして、インパクトは「注文の多い料理店」の、紳士二人が、実はキャラが立っているだとう?という驚き。読んだことあったのに。読んだのは二度三度どころではなかったのに。 トロッコで「視点」の話。 すべてすべてが勉強になった。 『瓶詰地獄』で、原本が読みたくなり。 この、めくるめくような、きらきらしたような、背徳のような物語を初めて知った。 主人公のハナ。ちょっとないほど気弱さなども、朗読を通じて克服し、成長していく。 友人の万里子は、家事だめのお嬢様で、互いにないものを補っていく。(補いすぎて、この二人は社会人になってもう7年しても、なんら恋愛系が発展しない・・・。ハナは朗読仲間からの告白を6年、預かりっぱなしっ)。 悪い人は出ない。 優しい話で。 朗読のことなのだが、小説をどう描くかの参考になる。書く前に、書きたいのなら、読むべきかなと思った。
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「週刊ビッグコミックスピリッツ」で、長期連載されていくのかと楽しみにしていたのに、これが最終巻ですか・・・。 幼くして両親を亡くしてしまい、引っ込み思案な女の子だったハナが当時 教育実習生であった折口先生から言われた言葉。 『きっと伝わる。伝えたい気持ちがあれば。』 このメッセージの集大成、見せ場となるハナの朗読の舞台。 芥川龍之介の『蜜柑』を選んで伝えたいとした相手は、折口先生だけでない。 ハナの朗読を聴く人々へ向けられたものなのだ。 そして、このコミックの読者にも伝わっているでしょう。 ハナは、次は自分が励ます側に立つと、決心する。 日頃、私も感じていたのだけど、人は人を励ますために生まれてきている。 それを、忘れてはいけない。
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