商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2014/09/01 |
JAN | 9784041018897 |
- 書籍
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鹿の王(下)
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鹿の王(下)
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商品レビュー
4.2
507件のお客様レビュー
読み応えのある、とても考えさせられる話でした。辛く悲しい話の中で、ユナの存在には私自身もたくさん救われました。
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面白かった。ヴァンの生き方は芯が通っており、静かで強い。理不尽や周囲の意図に巻き込まれ、傷付き苦しみを抱えても、仲間を思いやり幼子を慈しみ、自然と調和し生きる姿は静かだが輝いて見えた。彼の行く末が気になり、読む手が止まらなくなった。疫病がテーマということで医学の面でも興味深く、人...
面白かった。ヴァンの生き方は芯が通っており、静かで強い。理不尽や周囲の意図に巻き込まれ、傷付き苦しみを抱えても、仲間を思いやり幼子を慈しみ、自然と調和し生きる姿は静かだが輝いて見えた。彼の行く末が気になり、読む手が止まらなくなった。疫病がテーマということで医学の面でも興味深く、人の身体はミクロコスモスであるということを改めて認識させられた。私達は個人のように思えているが、菌や細胞、共生している無数の様々な存在との集合体であり、形を変えながら移ろう世界の一部でありそのものである。病、自然と動物の営みを通じ、命とは何かという広い視野、現代人が忘れている事実について問う物語でもある。
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ファンタジーと感染症、国土の話が絡み合った話で登場する国、人物の関係性が複雑でわかりにくかった。ただ、生けるものはすべて生まれ死ぬという営みとして捉えた壮大な死生観には感銘を受けた。
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