商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 幻冬舎 |
発売年月日 | 2014/09/01 |
JAN | 9784344026377 |
- 書籍
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天下、なんぼや。
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商品レビュー
3.5
4件のお客様レビュー
知らなかったのですが、主人公は実在の人物で、鴻池財閥の始祖の鴻池新六。 戦で父を亡くし、大叔母との生活の将来を考えた新六は、 酒蔵へ十歳で丁稚奉公に上がり、厳しい修行の毎日。 だが酒蔵の先輩杜氏や店の主など、実は新六を一人前にするために 見守っている人たちが周りにいて温かいなと...
知らなかったのですが、主人公は実在の人物で、鴻池財閥の始祖の鴻池新六。 戦で父を亡くし、大叔母との生活の将来を考えた新六は、 酒蔵へ十歳で丁稚奉公に上がり、厳しい修行の毎日。 だが酒蔵の先輩杜氏や店の主など、実は新六を一人前にするために 見守っている人たちが周りにいて温かいなと思う。 独り立ちし、酒蔵鴻池屋の主になってからの日々も、 苦労あり喜びありで楽しく読めた。 武士と商人をこのような角度から見るのも、新鮮で面白い。 鴻池屋、こんなにうまくいっていいのか?と不安になるが、 読了後に実在の人物の話だと知って、改めてすごさを感じる。 ただ頭が良いだけでなく、周りの人や子供にも恵まれ、 自分の欠点を少しずつ抑えて堪えて、成長していったのだろうと思う。 とても楽しく読み終えました。
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豊臣から、徳川の時代へ動く時代。 武士の息子ではあったが、たった一人の孤児として生きると決めた新六。 大叔母を助けるために大鹿屋という酒蔵に 丁稚として入るのが9歳。 毎回殴る蹴るとどつかれ、ぼろぼろ。 だが杜氏の以蔵は実は新六を高く評価していたのだった。 無事に、杜氏となり、...
豊臣から、徳川の時代へ動く時代。 武士の息子ではあったが、たった一人の孤児として生きると決めた新六。 大叔母を助けるために大鹿屋という酒蔵に 丁稚として入るのが9歳。 毎回殴る蹴るとどつかれ、ぼろぼろ。 だが杜氏の以蔵は実は新六を高く評価していたのだった。 無事に、杜氏となり、修行を経て大鹿屋から大叔母がいる鴻池村に。 そこで酒蔵を始める。 酒から始まりのちの「両替屋」となる。 一大財閥となる鴻池財閥の始まりの物語。
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鴻池財閥の始祖・鴻池新六の一代記。 家伝によれば、新六は山中鹿之助の長男で、幼くして実父と養父を喪い流浪の身となり、武士から転じて商人となった。その後、家康の庇護を得て、淀屋常安などとも交誼を結びながら、江戸時代随一の豪商にまで登り詰めていく……てな話です。 つまづきこそある...
鴻池財閥の始祖・鴻池新六の一代記。 家伝によれば、新六は山中鹿之助の長男で、幼くして実父と養父を喪い流浪の身となり、武士から転じて商人となった。その後、家康の庇護を得て、淀屋常安などとも交誼を結びながら、江戸時代随一の豪商にまで登り詰めていく……てな話です。 つまづきこそあるものの、基本的にはトントン拍子に成功を収めていくので、歴史モノとしてはあっさりしすぎる感はあるものの、個人的に心惹かれる登場人物(鹿之助とか常安とか)が多かったので、気軽に楽しめました。 久々に、鴻池新六を主人公にして「太閤立志伝Ⅴ」をプレイしたくなりましたとさ。
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