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第一次世界大戦はなぜ始まったのか 文春新書979
858円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2014/07/18 |
JAN | 9784166609796 |
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第一次世界大戦はなぜ始まったのか
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第一次世界大戦はなぜ始まったのか
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商品レビュー
3.5
6件のお客様レビュー
【由来】 ・文春のメルマガ 【期待したもの】 ・ ※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。 【要約】 ・ 【ノート】 ・ 【目次】
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
安定の読みにくさです。この著者の文章はクセが強くて好き嫌いがはっきり分かれると思います。しかし私にとっては読ませる文章なので、別宮本は大抵目を通しています。 第一次大戦は一見してよくわからない戦争です。サラエボ事件をきっかけにオーストラリアがセルビアに宣戦布告したが、この戦争はあくまで局地戦です。 しかしその後なぜかロシアが総動員を発令する。セルビアはどの国とも攻守同盟は結んでいないにも関わらず。 これに対してドイツが反応する。ロシアとともになぜかフランスにも最後通牒を突きつけ、挙句に宣戦布告する。 しかしドイツ軍の飛び込んだ先はなぜかベルギーで、これになぜかイギリスが反応してドイツに宣戦布告する。 知らない人から見れば「なぜ?」のオンパレードですが、本書を丁寧に読み解けばおおよその事情がわかってきます。 はっきり言えることは、サラエボ事件は原因ではなく単なるきっかけに過ぎず、それまでには長い長い布石がいくつもあった、ということです。サラエボ事件だとか同盟、協商間対立など学校で習った説明がいかに薄っぺらいものかがわかるでしょう。 大戦勃発前夜の各国外交官らの緊迫のやり取りは本書の大きな見所です。同時に当時の在外駐在大使の権限がいかに大きかったがわかります。 また本書だけでなく、他のWW1本も合わせて読むことをお勧めします。両者が補い合うことが多々あります。個人的にはバーバラ・タックマンの『8月の砲声』がオススメ。
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本書のタイトルは「第一次世界大戦はなぜ始まったのか」だが、Howは分かったがWhyは謎のまま。おそらく著者は分かっているのだろうが、頭の悪い私には読み解く力がなかった。 とはいえ、本書の魅力は、外交の舞台裏、実務面が丹念に描き出されていることだと思う。外交官とは忍耐強くないとな...
本書のタイトルは「第一次世界大戦はなぜ始まったのか」だが、Howは分かったがWhyは謎のまま。おそらく著者は分かっているのだろうが、頭の悪い私には読み解く力がなかった。 とはいえ、本書の魅力は、外交の舞台裏、実務面が丹念に描き出されていることだと思う。外交官とは忍耐強くないとなれない職業だと痛感。 経済にしろ政治にしろ、こういう細部を理解せずに新聞やニュース見てても、よくわからないままだ。
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