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たとえ傾いた世界でも ハヤカワ・ミステリ1886
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たとえ傾いた世界でも ハヤカワ・ミステリ1886

トム・フランクリン(著者), ベス・アン・フェンリイ(著者), 伏見威蕃(訳者)

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たとえ傾いた世界でも ハヤカワ・ミステリ1886

1,980

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2014/08/08
JAN 9784150018863

たとえ傾いた世界でも

¥1,980

商品レビュー

4.5

5件のお客様レビュー

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2024/03/13

2024年3冊目。 インガソルがメチャクチャ好きでマジでカッコいい。 映画化してほしい。 年齢がだいぶ違うけどインガソルはクリスチャンベイルで想像してました。

Posted by ブクログ

2023/06/09

「自分は通り過ぎていく人間だと思っていた。 上を通り、下を通り、通り過ぎる。」 孤児で第一次大戦で兵役を経て、密造酒取締官を業としている主人公インガソルは、自分の人生をそう考えていた……一人の赤ちゃんを拾い、一人の女性と出会うまでは。 1926年から27年夏までに幾度も発生した...

「自分は通り過ぎていく人間だと思っていた。 上を通り、下を通り、通り過ぎる。」 孤児で第一次大戦で兵役を経て、密造酒取締官を業としている主人公インガソルは、自分の人生をそう考えていた……一人の赤ちゃんを拾い、一人の女性と出会うまでは。 1926年から27年夏までに幾度も発生したミシシッピ川流域の記録的な洪水。 いつ終わるともしれない長い雨によって、繰り返しミシシッピ川とその支流が氾濫し、人人の生活を壊していった。 特に、農業労働力であるアフリカ系アメリカ人の被害は甚大で、直接被害がなくても農場が駄目になり職を失うことにもなった。 物語は1927年4月、アメリカは有名な「禁酒法」の時代、弱弱しい太陽と刻々と高まる川の水位のなか、インガソルは相棒のハムとともに行方不明になった同僚の調査のために潜入捜査にはいる。 そこで偶然拾うことになる孤児の赤ん坊が縁で、密造酒作りの女性と出会う。 ハヤカワ・ミステリ新書版の帯にあるように「これは、愛の物語」。 特に、終盤は息をつかせない展開で、パニック映画さながらのアクションシーンが満載。 少し表現が気になったり描写がくどく感じるかもしれないけど、エンディングがとてもよいので、すべて許される……そんな物語でした。

Posted by ブクログ

2018/12/25

「ねじれた・・・」が大好きなので、心待ちにしていた一冊。面白かった。その場にいるかのようなリアルな情景描写や、過去の回想を挟んでくるところが、印象的。楽しませていただきました。

Posted by ブクログ

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