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西洋哲学史(1) 古代より現代に至る政治的・社会的諸条件との関連における哲学史-古代哲学
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | みすず書房 |
発売年月日 | 1970/03/30 |
JAN | 9784622019015 |
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西洋哲学史(1)
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4件のお客様レビュー
著者曰く「哲学者はその社会的環境やその時代の政治、制度の結果であり、また後世の政治や制度を形成してゆく諸信念の原因となる」ことがわかるような哲学史ということである。1は古代史であるが、ソクラテス、プラトン、アリストテレスの偉人がタレスを代表するミレトス派に始まり、ピタゴラス、ヘラ...
著者曰く「哲学者はその社会的環境やその時代の政治、制度の結果であり、また後世の政治や制度を形成してゆく諸信念の原因となる」ことがわかるような哲学史ということである。1は古代史であるが、ソクラテス、プラトン、アリストテレスの偉人がタレスを代表するミレトス派に始まり、ピタゴラス、ヘラクレイトス、パルメニデス、エンペドクレス(数学者としてのピタゴラスぐらいしか名前は知らなかった。)といった先人達の影響だけでなく、当時の政治、経済状況の影響をも受けていたことが理解できる。 1970年初版だけに日本語表現が現代と微妙に違うとことが玉に瑕であった。
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内容は濃いが、平易な語り口のため読み易い。スパルタの影響をかなり重視しているのが面白い。どんなに普遍的と思えるような思想も、当時の社会的背景と切り離すことはできないということがわかる。
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アリストテレスの「実体」の観念について 「実体」とは多数の出来事の束に対する一つの集合的な名称、便宜的方法なのである。主語と述語から成る文章の構造を、世界の構造にまで移行させたことによる形而上学的な誤謬である。
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