商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2014/07/15 |
| JAN | 9784062778299 |
- 書籍
- 文庫
海賊とよばれた男(上)
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海賊とよばれた男(上)
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商品レビュー
4.2
467件のお客様レビュー
さすが、本の雑誌大賞
さすが、本屋大賞ですね。 国家、米英に対しても全くひるむことなく、気迫をもって挑み続けた主人公の魅力をエンターテイメント満載で描ききってくれました。
平塚泰司
自分が港湾関係の仕事に従事するようになり、物流に関しても少しずつ理解し始めた時にホルムズ海峡が事実上閉鎖に。 そして、出光丸が突破したというニュースを職場で見ていた時に 上司たちが「さすが海賊」「日章丸再来」と言い合っており、そこからこの本のことを知った。 激動の戦前戦後、石...
自分が港湾関係の仕事に従事するようになり、物流に関しても少しずつ理解し始めた時にホルムズ海峡が事実上閉鎖に。 そして、出光丸が突破したというニュースを職場で見ていた時に 上司たちが「さすが海賊」「日章丸再来」と言い合っており、そこからこの本のことを知った。 激動の戦前戦後、石油に魅せられた男の一生。その上巻にあたるこの本には、本当に引き込まれました。 いまだからこそ、よりのめり込んで読み進めることができたように思います。
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- ネタバレ
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あらすじ 終戦直後、主要事業をすべて失い巨大な借金を抱えた国岡商店。店主の国岡鐵造は、社員を誰一人解雇することなく、無一文からの再起を誓う。石油の輸入・販売を巡り、国内外の巨大な石油メジャーや政府機関の理不尽な圧力(石油統制)が立ちはだかる中、鐵造と店員たちは独自の商道と強靱な絆を武器に闘いを挑んでいく。命がけで挑んだ満州での極寒テスト、欧米の封鎖を突いた「日章丸事件」など、一国のエネルギー産業を背負い、日本人のプライドをかけて戦い抜いた男たちの壮大な実話に基づく感動の歴史経済小説。 所感・深掘り 読み進める中で、何度も胸が熱くなり、自分の魂が激しく揺さぶられる感覚を覚えた。間違いなく、今後の人生において何度も読み返すことになる「人生のバイブル」といえる一冊だ。 単なる企業サスペンスにとどまらず、石油を軸とした近代史、第二次世界大戦へと至る世界情勢、さらにはアメリカとイランの根深い歴史的背景までもが緻密に描かれており、歴史や経済の学びとしても非常に奥が深かった。 特に心に深く刻まれた好きなシーンが3つある。1つ目は、極寒の満州で鉄道用の「不凍油」を愚直に検証し、技術と意地を見せつけた場面。2つ目は、巨大な国際圧力に屈せず、秘密裏に船を出しイランの石油を持ち帰った「日章丸」の決死の航海。そして3つ目は、不可能と言われた石油精製施設を、わずか10ヶ月という驚異的なスピードで完成させた怒涛の現場だ。 「誰もが無理だと笑う状況でも、使命感を持ち、仲間を信じて腹を括れば、不可能は突破できる」という鐵造たちの熱い生き様には、自分自身を強く奮い立たせる圧倒的なエネルギーをもらった。 組織を率いる者、何かを成し遂げようとする者が持つべき「覚悟」と「信念」を教えてくれる。誇り高く生きることの尊さを静かに、そして力強く突きつけてくる最高の名作だ。
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