1,800円以上の注文で送料無料

侏儒の言葉 文春文庫
  • 新品
  • 書籍
  • 文庫

侏儒の言葉 文春文庫

芥川龍之介(著者)

追加する に追加する

侏儒の言葉 文春文庫

506

獲得ポイント4P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2014/07/10
JAN 9784167901424

侏儒の言葉

¥506

商品レビュー

5

5件のお客様レビュー

レビューを投稿

2020/03/29

芥川龍之介 侏儒の言葉 文藝春秋に大正12年から連載した箴言集。とても面白い。解説 筒井康隆 も鬼才芥川の文学的冒険の凄さを伝える面白さ。 表題は人生、社会、政治、女性、芸術、作家論、天才論など様々な事象について 皮肉とユーモアを交えて ツィートしている感じ 死の直前の連...

芥川龍之介 侏儒の言葉 文藝春秋に大正12年から連載した箴言集。とても面白い。解説 筒井康隆 も鬼才芥川の文学的冒険の凄さを伝える面白さ。 表題は人生、社会、政治、女性、芸術、作家論、天才論など様々な事象について 皮肉とユーモアを交えて ツィートしている感じ 死の直前の連載「追憶」は 風景画的な44のエピソード。ラロシュフコーと違い、毒づいてばかりでないので ずっと読める。教科書に取り入れるべき。 道徳や良心に対する皮肉がおかしい *道徳の恩恵は時間の節約であり〜道徳の損害は良心の麻痺である *一国民の九割強は 一生良心をもたぬものである 人生については 悲観的で運命論的 *人生は一箱のマッチ箱に似ている〜重大に扱うのは莫迦莫迦しい。重大に扱わなければ危険である *人生は地獄よりも地獄的である。地獄の与える苦しみは一定の法則を破ったことがない〜人生の与える苦しみは それほど単純ではない *我々は したいことが出来るものではない、只 出来ることをするものである〜おそらく神も希望通りにこの世界を造ることは出来なかった 作家論 *文を作らんとする者は 如何なる都会人であるにしても、魂の奥底に野蛮人を一人持っていなければならぬ *文を作らんとする者の彼自身を恥じるのは罪悪である。彼自身を恥じる心には〜独創の芽も生えたことはない

Posted by ブクログ

2015/09/21

侏儒とは。辞書で調べると「見識のない人を嘲っていう言葉」のような意味だそうです。ユーモアと皮肉たっぷり。にやにやしながら爆笑しながら書かはったんやろなあ…。でもセンチメンタルが溢れちゃったりもするんですよね。ちなみに帯は「わたしは度々他人のことを「死ねば善い」と思ったものである。...

侏儒とは。辞書で調べると「見識のない人を嘲っていう言葉」のような意味だそうです。ユーモアと皮肉たっぷり。にやにやしながら爆笑しながら書かはったんやろなあ…。でもセンチメンタルが溢れちゃったりもするんですよね。ちなみに帯は「わたしは度々他人のことを「死ねば善い」と思ったものである。」という作中からの抜粋でした。衝撃。(というか吹いた。)

Posted by ブクログ

2015/01/19

ほんとは青空文庫で読みました。 忍従とはロマンチックな卑屈である、というのがかっこよすぎて読みました。 インターネットで開いておいて、なんども繰り返し読みます。

Posted by ブクログ

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品