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シモネッタのアマルコルド イタリア語通訳狂想曲 文春文庫
638円
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
| 発売年月日 | 2014/07/10 |
| JAN | 9784167901516 |
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シモネッタのアマルコルド
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シモネッタのアマルコルド
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商品レビュー
4.4
9件のお客様レビュー
田丸公美子の本にしては、少々おとなしい。それもそのはず、もとはNHKのイタリア語講座のテキスト中の連載コラム(2008-2011)。通訳の失敗談や成功談、そして喜怒哀楽のエピソードが披露される。下ネタは抑えめ。 大学3年時イタリアの団体客を12日間ツアーガイドする話、同時通訳時に...
田丸公美子の本にしては、少々おとなしい。それもそのはず、もとはNHKのイタリア語講座のテキスト中の連載コラム(2008-2011)。通訳の失敗談や成功談、そして喜怒哀楽のエピソードが披露される。下ネタは抑えめ。 大学3年時イタリアの団体客を12日間ツアーガイドする話、同時通訳時に頭がオーバーヒートして失語状態になる話、rとlを聞き間違えるエピソードなど、どれもおもしろい。須賀敦子について触れたエッセイもあり、どちらのファンでもある者にとってはたいへん興味深い。 「あとがき」は、フェリーニのアマルコルドを出してきて、詩的に終わっている。
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通訳者の酸いも甘いも余すことなく書かれているのですが、伝え方が面白くて思わず何度も笑ってしまいました。通訳者になるためには、語学が出来るだけではなく、双方の文化を熟知し、母語にも長けていないと本物の通訳者と言えないのだな・・と。言われてみればその通りなのですが、世間一般には語学が...
通訳者の酸いも甘いも余すことなく書かれているのですが、伝え方が面白くて思わず何度も笑ってしまいました。通訳者になるためには、語学が出来るだけではなく、双方の文化を熟知し、母語にも長けていないと本物の通訳者と言えないのだな・・と。言われてみればその通りなのですが、世間一般には語学が出来る人=通訳が出来ると思われている節があると思うので、ハッとしました。
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「なぜ日本の部屋には家具がないのか」というイタリア人からの素朴な質問への回答から始まる、イタリアと日本の文化的な違いの考察がとても面白かったです。 他にも価値観や物の言い方の違いに由来する通訳の苦労話が盛りだくさん。各章数ページの短さなので、気楽に楽しめます。
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