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奇想の発見 ある美術史家の回想
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2014/06/01 |
| JAN | 9784103358114 |
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奇想の発見
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奇想の発見
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商品レビュー
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4件のお客様レビュー
2014年刊の自伝。 日比谷高校から東大へ進学。医学部をめざしたものの、2度留年し、結局進んだ先は文学部の美術史。日本の美術に目覚めはしたものの、道を定めあぐねる辻青年。若き日の江藤淳、小田実、畑正憲、若桑みどり、加古里子、高畑勲も出てくる。 分水嶺は大学院博士課程、1週間ほど沖...
2014年刊の自伝。 日比谷高校から東大へ進学。医学部をめざしたものの、2度留年し、結局進んだ先は文学部の美術史。日本の美術に目覚めはしたものの、道を定めあぐねる辻青年。若き日の江藤淳、小田実、畑正憲、若桑みどり、加古里子、高畑勲も出てくる。 分水嶺は大学院博士課程、1週間ほど沖仲士の仕事を体験する(臨時のエリック・ホッファーか!)。これで迷いを吹っ切り、あとは余計なことを考えずに向こう側に降りる。そこには『奇想の系譜』の画家たちが待ち構えていた。 カンニングをして見つかったこと、ストリップをよく見に行ったこと、エキセントリックな求愛エピソードなど、とくに書かなくてもよいことも出てくる。少々露悪趣味、それもまた『奇想の系譜』の著者らしい。
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若冲と聞くと「ああ、あの白い象」と思い浮かぶ人も多いのでは。今でこそ人気の若冲だが、再発見され、見直されるようになったのは、約45年前に出版された一冊の本がきっかけだった。 その著者の回想録である本書は、日本の美術史を振り返る一冊でもある。 名古屋・岐阜も所々出てくるので、より身...
若冲と聞くと「ああ、あの白い象」と思い浮かぶ人も多いのでは。今でこそ人気の若冲だが、再発見され、見直されるようになったのは、約45年前に出版された一冊の本がきっかけだった。 その著者の回想録である本書は、日本の美術史を振り返る一冊でもある。 名古屋・岐阜も所々出てくるので、より身近に美術史が感じられる。
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伊藤若冲を再評価したことで有名な辻惟雄氏が自分の生い立ちから数々の業績を綴ったものだ.自伝を自分が書いているからだろうが、苦労して勉強した件はあまりないが、見えない所でかなりの努力をされているに違いない.運も良かったと述懐されているが、運も実力だ.楽しい自伝だ.
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