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ラインズ 線の文化史
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ラインズ 線の文化史
¥3,025
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商品レビュー
2.6
7件のお客様レビュー
今回は1章でやめた。 ただとても文化的で、人類学的で、人というものがどのように成り立ってきたのかわかるような気がする。 歌うというのが印象的だった。まず、歌うは一人で歌うものだったようだ。そして、奏でるというような歌うではなく、説得するとか、政治家が語るような、聴衆に聴かせるとい...
今回は1章でやめた。 ただとても文化的で、人類学的で、人というものがどのように成り立ってきたのかわかるような気がする。 歌うというのが印象的だった。まず、歌うは一人で歌うものだったようだ。そして、奏でるというような歌うではなく、説得するとか、政治家が語るような、聴衆に聴かせるというようなイメージがあったようだ。 そして楽器だけの時期もあり、メロディーに乗せて歌うような時期にもなっていく。 私は今、前述の歌うに意識を寄せたい。どのように語ることが歌うになるのか。そういった出会いをするとは思わなかった。読書の出会いに嬉しさを覚える。
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論理の積み重ねよりもその場その場の思いを大切にして書いている感じがして、最後まで話に乗り切れなかった。 時折いい文章やいい考えがあった気もする。
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線をテーマに人類を語るという面白い本。興味深かったのはイヌイットの移動と英国海軍の移動の比較からストーリーテリングに話が及ぶところ。それぞれを散歩と特定の地点から地点への輸送とし、前者の中に人は住むことができるが後者にその余地はなく、プロット(予め決められたストーリーライン)の存...
線をテーマに人類を語るという面白い本。興味深かったのはイヌイットの移動と英国海軍の移動の比較からストーリーテリングに話が及ぶところ。それぞれを散歩と特定の地点から地点への輸送とし、前者の中に人は住むことができるが後者にその余地はなく、プロット(予め決められたストーリーライン)の存在するストーリーの中に鑑賞者が住む余地はないと結論づける。著者がカバーする範囲は非常に広く、楽しめるところもあればそうでないところもあった。しかし、これだけ幅広い分野の物語を一冊にまとめた点に著者の偉大さを感じた。
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