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盲目的な恋と友情
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盲目的な恋と友情
¥1,650
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商品レビュー
3.7
325件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
初めての辻村先生作品 情景描写が丁寧で、その場のイメージが簡単にできる美しい文章。 最後のシーンは本当に怖すぎてずっと鳥肌立ってたし、家の物音が怖くなるくらい恐怖笑 警察は気を遣ってくれないわけ??笑 それともるりえがそのタイミングで行けと言っていたのかな笑笑 やはり、幼少期の愛着形成は本当に大切。 こうも人間を歪ませてしまうんだと改めて感じた。 あの逮捕シーンを美波はどんな感じで見ていたんだろうか 一番可哀想なのは乙田くん、そして蘭花母… 重たすぎて2回目読むことはないかな…
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中編2つの連作。主人公二人が見る世界がシンクロする。恋は盲目という。友情は冷静で洞察する。結末は壮絶だった。2024.9.27
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深い人間関係にはそれだけの魅力があって、自分が誰かにとっての「特別」になれることに喜びを感じるのはごく自然なこと。 私も確かに、「特別」「1番」を求めていた時期があった。でも、例えば友達ならば、一緒にいて楽しいAちゃん、落ち着くBちゃん、どんな話もできるCちゃんというように、所謂...
深い人間関係にはそれだけの魅力があって、自分が誰かにとっての「特別」になれることに喜びを感じるのはごく自然なこと。 私も確かに、「特別」「1番」を求めていた時期があった。でも、例えば友達ならば、一緒にいて楽しいAちゃん、落ち着くBちゃん、どんな話もできるCちゃんというように、所謂みんな違ってみんないい、なのだ。SMAPの言葉を拝借するならば、「ナンバーワンにならなくてもいい、もともと特別なオンリーワン」なのである。 私にとってAちゃんもBちゃんもCちゃんもそれぞれに違って唯一無二の存在であると同時に、彼女たちにとっての私もそうなのだ(と思う)。 蘭花にとっての1番で居たいと足掻く留利絵にはぜひとも、世界に一つだけの花を聴いてほしい。
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