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新宿鮫 新装版(4) 無間人形 光文社文庫
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新宿鮫 新装版(4) 無間人形 光文社文庫

大沢在昌(著者)

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新宿鮫 新装版(4) 無間人形 光文社文庫

1,012

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2014/05/13
JAN 9784334767488

新宿鮫 新装版(4)

¥1,012

商品レビュー

4.2

26件のお客様レビュー

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2024/08/05

新宿鮫シリーズの第4弾。現在12作品刊行されているシリーズのため調べながら人気の高い作品をピックアップして飛ばしながら順を追って読んでいく事に。 今回の作品は第110回直木賞受賞作品。 この読み方もわからない造語のようなタイトルが何を意味しているのか?わからないまま読み進めた...

新宿鮫シリーズの第4弾。現在12作品刊行されているシリーズのため調べながら人気の高い作品をピックアップして飛ばしながら順を追って読んでいく事に。 今回の作品は第110回直木賞受賞作品。 この読み方もわからない造語のようなタイトルが何を意味しているのか?わからないまま読み進めた。 アイスキャンディという安価な錠剤タイプの覚醒剤が新宿及び繁華街の若者を中心に出廻っており、販売元や製造元等の密売ルートを主人公鮫島が追うという物語。終盤恋人の晶の拉致監禁も絡み刑事としてのみならず愛する者を守ろうとする男としての鮫島の執念も読みとれる作品だった。 この作品が面白いのが製造販売を指示する卸元の頭脳が某県の政財界を牛耳る有力財閥家の一族の男という点。一人間としてかなり寂しい影を落とす人物なのだが、彼の密売戦略プラン、弟への指示、ヤクザとの駆け引き、その攻防はスピード感があり手に汗握る展開でかなり面白かった。 物語は簡潔で面白かったがやはりこのタイトルが意味深で考えさせられる。 薬でダメになっていく人間を「無間人形」と表しているようにも感じられる。 またどこか冷めていた「何もかもを汚したかった」と言った昇をそう比喩しているのかもしれない。 だけど自分はこの単語単語の「無」「間」「人」「形」の一文字一文字が本作のテーマである「愛」に付随するように感じられ、作者が単語に見えるように繋ぎ合わせた造語なのでは?と感じた。調べてみたがこのタイトルの意味に対して作者は特にインタビュー等で触れておらず分からなかった。後でレビューを見て他の方々がどの様な解釈をしているか?楽しんで読んでみたい。 「新宿鮫」シリーズ、今作品も含め初期作はやはり時代を強く感じさせられ今読むと違和感を多く感じてしまう。それは同時に長く続くシリーズ物の醍醐味なのかもしれないとも感じている。 次はちょっと飛ばして第8弾「風化水脈」を。この先も楽しんで読んでいきたい。

Posted by ブクログ

2024/05/29

新宿鮫シリーズ4作目。直木賞受賞作というので大いに期待して読んだ。アイスキャンディという名の新手の覚醒剤の流通ルート解明に例によって執念深く迫っていく鮫島。本作はいつもの警察内部での孤立、抗争だけでなく、麻薬取締官との確執に加え、犯罪者側でもスリリングな主導権争いが繰り広げられ序...

新宿鮫シリーズ4作目。直木賞受賞作というので大いに期待して読んだ。アイスキャンディという名の新手の覚醒剤の流通ルート解明に例によって執念深く迫っていく鮫島。本作はいつもの警察内部での孤立、抗争だけでなく、麻薬取締官との確執に加え、犯罪者側でもスリリングな主導権争いが繰り広げられ序盤から中盤にかけては引き込まれるようにして読んだ。しかしながら、場面変わっての終盤は昌を鮫島が救うという劇的な展開を描くためのご都合主義的な展開で正直乗り切れなかった。 思うに昇という人物の掘り下げが物足りなかったことで全体的に感情の盛り上りに欠けてしまったのではないか。

Posted by ブクログ

2024/04/21

ヤクザ、麻取、財閥か、麻薬を巡って交錯する。手に汗握る展開で、最後まで一気に読める。緊張感走りました。

Posted by ブクログ

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